こんにちは

高専中退して大学入学編は明日書こうと思います。

なんだかブログを書いていると専門分野についてのことを書いていきたくなってしまいましたので書いていこうと思います。

 

今回は鳥、人インフルエンザウイルスについてです。

 

よくニュースで鳥インフルエンザが養鶏場で出てきて半径10Kmいないの鳥を殺処分するというニュースをよくみますよね。

けど鳥インフルエンザって人間に感染しないから大丈夫なんじゃないと言いますが、(確かに純粋な鳥インフルエンザは人間に移りません)

2021年2月18日にロシアで鳥インフルエンザが人間に感染したとの初めての報告がありました。

 

なぜ鳥インフルエンザが人間に感染したのかインフルエンザウイルスの特性の点から解説していきます。

 

インフルエンザウイルスはシアル酸という人間、鳥の粘膜にあるものに感染して増殖していきます。

(シアル酸というものはヌメヌメした物質です。舌で頬の内を舐めるとぬるぬるしているのはシアル酸が原因です。)

ではなぜ鳥インフルエンザウイルスが人間に感染しないと言われていたのか解説していきます。

 

単刀直入にいうと人間と鳥のシアル酸がくっついている細胞のくっつき方の化学的な構造の違いから鳥インフルエンザは人間に感染しないと言われている理由です。

ではなぜロシアで鳥インフルエンザが人に感染したのか?その原因は豚です。

豚はシアル酸と細胞をくっつけるくっつき方が鳥と同じもの人間と同じもの両方持っており、鳥インフルエンザウイルス、人インフルエンザウイルス両方に感染するのです。豚の一つの細胞に人、鳥両方のインフルエンザウイルスが感染すると豚の細胞内でウイルスの染色体が混ざりウイルスが増殖する際に人、鳥両方に感染するインフルエンザウイルスが生成されるのです。

タチが悪いことに人インフルエンザウイルスは弱毒性で感染力が強い、鳥インフルエンザは毒性が強いこの二つが混ざることで感染力が強く毒性が強いウイルスが発生するのです、これを阻止するなどの理由から鳥インフルエンザウイルスが発生するとすぐに殺処分されるというわけです。

 

まあこの世に豚がいなければこのようなこと起きないんですけどね。

豚がこの世からいなくなっても野生の猪などが存在するので豚をこの世からいなくしても仕方ないんですよね。

 

ここまで読んでいただき有難うございます。

 

最近めちゃ寒いので風邪ひかないようにご飯ちゃんと食べてよく睡眠もとりましょう

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