ヤマハのダイナミックギター 知る人ぞ知るジャパンビンテージギターです。
状態はあまり良くないものが多いですが、かなり音量があるギターです。
今回、ヤフオクでNo.10というモデルを格安で手に入れました。オール単板との説明でしたが必ずしも単板でないようなので届くまで半信半疑でした。

これです

状態は悪くありません。弦高も3ミリ程度と押さえにくさも感じません。だけど・・・
爆音で鳴るのですが下品な音と言うのでしょうか

バラけたようなまとまりの無い音がします
オール単板でビンテージのギターはこんなものでないはず

塗装もウェザーチェックバリバリです。
そこで調べてみると当時のヤマハの特許技術が詰まっていて、それで音量が大きいギターができたそうな

どんな内部構造か気になってきました
そして・・・
パカッ

方法は聞かないでください。
まず驚いた点、たしかにオール単板です。トップはエゾ松、サイドバックはカエデだそうです。叩いてみると古いギブソンなどと同じカンカンとした乾いた音がします。
次にブレイシングの少なさと配置。これだけブレイシングが少ないとトップ板もよく振動しそうです。ただ振動し過ぎが下品な音になる理由かもしれません。
通常のブレイシングはこれぐらいありますから

これ!
4ヶ所あるうちの1つがブリッジ状のブレイシングにしてありました。1ヶ所のみというところから音質に配慮していたと予想できます。なかなかやりますね


こんな感じです。隙間の高さは2ミリほどでした。
もう1つの秘密は・・

トップ板と裏板の表面にうっすら塗膜が確認出来ます。木材の表面を固めて響きを良くしてると思われます。裏板のみにこの加工するルシアーがいるようですがトップ板にも加工してありました。
さて、このギターは私がXブレイシングに改造します。

ビンテージの単板素材をXブレイシングにしてビンテージのギブソンサウンドに近づくか検証します。

裏板は塗装はがします。
すばらしい単板ですね
楓の単板、メイプルと同じです。匂いも似てます。

贅沢に素材が使えた時代であることが伺えます。
作業中なのでまたアップしますね。