一方こちらも……

概ね両立場のかみ合わせの悪さの事例を取りあげていますが
特にガッツリ読み込んだのが第2章
ゆとり部下対バブル上司
自分は氷河期でちょうどその間のはずですがマインドはゆとりに近いかも
一方心身おかしくなった時の当時の上司もひとつ上の氷河期ですがマインドはまさにバブル!「24時間戦えますか」

そんなんだから
なんでも部下たる自分の手落ちにされて参っちゃうよと思いながら読み進めていると
筆者はバブル世代ど真ん中なのか心做しか上司側に肩入れしている表記も……

上司側も柔軟に対処しましょうねという
処方箋も一通りは記載されておりますが

上司部下の紛争の様子はかなり
具体的かつ詳細に記載されているので
そこは面白く読めたと思います。

巻末にはマインドの類型や
対応策の類型もありますが
この類型にとらわれずに
対処しましょうと記載されていますが

やはりこの本の売りは
上司部下のやり取りのリアルさで
おそらく誰かに肩入れしてしまうかも……