ガンディーが考えた親和的社会【時事所感77】
現在、コロナ禍のなかで、個人的にやっていることのひとつ、
普段良く利用しているお店を時々変えることです。
週に3~4回使っていたスーパーAや飲食店Bを週1~2回にして、
残りの1~2回をスーパーCやD飲食店EやFを利用してみたりしています。
何故か?
コロナ禍で大変な社会状況なので、
同一店舗を利用するより利用店舗を分散することで、同じお金を落とすなら、
あちこちのお店に落とすほうが、
相互協力関係の一助になるかな、そんな程度で微力ではあるけれど、そうしています。
良く利用していたスーパーや飲食店が休業ではなく閉店したことを切っ掛けに、
あることを思い出しました。
マハトマ・ガンディーの話。
ガンディーはイギリス英国の植民地だったインドの独立を訴えている際の
「糸車運動」です。
本国イギリスの綿産業振興に伴い、植民地支配下のインドの綿産業は衰退。
これにインド独立を推進するガンディーは、はじめに一人黙々と糸車を回しました。
ガンディーの話は長くなるので機会あれば別で。
かなり大雑把に話をすると、
自分達の生活社会が独立して歩み始めるためには、
自分達の社会を根本から支えるものを他には依存せずに、
出来うる限り自分達で自給自足的に生産する。
そこには新たな仕事が増えて、
新たな繋がりが生まれ、
結束ある社会を育むという考え方です。
糸車を話すると、
綿を生産する人々、
そこから糸を紡ぐ人々、
その糸を売る人々、
その糸を使って布を織る、
その布を縫製して衣類を作り、
その衣類を販売する人々。
そこに自給自足的社会と仕事が出来れば、
社会の繋がりを強め、自分達の生活を救うことも出来る。
お互いの支え合う関係性が大切だとしています。
ガンディーの考え方にみられるのは、
自らの身近な人々を大切にしなさい、そこからゆっくりとではあるが、
身近な人々だけではなく遠い人々を大切にすることが出来る、
という視点、考え方です。
※この社会の繋がりの話についてはオルテガ著書の「大衆の反逆」の話をしたい折りに。
※ガンディー・・・モーハンダース=カラムチャンド=ガンディー(マハトマ・ガンジーのマハトマは親しみと尊敬を込めた意味・呼称)
