アフガン撤退は他人事か?【時事所感73】
アフガニスタンからのアメリカ合衆国の軍隊撤退、大使館関係者や米国国民の国外退去は、
連日の新聞やテレビ等のメディアの報じるところで皆様ご存知と思います。
本当に偶々なのですが、アフガニスタン米国撤退のほんの数日前、
米国の外交政策について思考していた際に思い出していたのが、
ベトナム戦争のサイゴン陥落やカンボジアのプノンペン撤退です。
偶々ですが思い出して、実話を元に描かれた映画『キリング・フィールド』(Killing field)を久しぶりに観ていました。
映画のシーンで米軍ヘリが大使館員や米国民、関係諸外国民らを輸送退去する様を観て
思うことがあります。
ベトナム戦争にしても今回のアフガン撤退にしても、
米国が色々な面から損得勘定して判断されると、
その退き際の潔さというのか呆気なさというのか、
一斉に現地を該当国、その国の民衆をあっさりと見捨てる様には驚きです。
「自由を~」
「民主主義を~」
「開かれた経済システムを~」
「人権を~」
等、
上から目線で啓蒙主義的にアメリカ式民主主義・資本主義を導入させて、
世界を平和にさせていくような振る舞いを醸しだし、経済力や武力を行使して平然と他国介入していく。
しかしながら、風向きが一変すると、
その手を引くやり方は米国は今も昔も変わらない。
あっさりと見捨てる。
これが、
「東シナ海だったら・・・」
「朝鮮半島だったら・・・」
「台湾有事だったら・・・」
「尖閣諸島だったら・・・」
「日本列島だったら・・・」
