核兵器保有国とは戦争しない【時事所感79】
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)
から飛翔体、ミサイル発射がありました。
北朝鮮の核開発疑惑が世に出て来て約25年程、
今や日本列島どころか北米大陸、米国西海岸を射程圏に入れたミサイルを開発している、おそらく開発に成功した等の話等もあります。
何故、北朝鮮は核兵器開発に舵を切ったのでしょう。
米国と旧ソビエト連邦(現在のロシア)の東西冷戦時代には、
北朝鮮が核兵器を保有するのは難しかったのです。
北朝鮮が米国をミサイル射程圏に捉えるということは、
同時に中国やロシアをも射程圏に捉えることを意味するためです。
これには大国ロシアが黙っている訳にはいかない。
ロシアにとっては、北朝鮮は足並みを揃えるロシア軍事力傘下の一国であればよい。
仮に、足並みを揃えなくなったときは厄介者になるからです。
米国・ソビエト連邦(ロシア)の突出した2大軍事大国、2局構造の対立関係が崩れた、
所謂東西冷戦終結直後、
北朝鮮は独自の生き残りを掛けた判断に迫られた訳です。
ここで北朝鮮にとっての最大の敵は米国でした。
資源も経済力も軍事力も米国に劣る北朝鮮にとっての国家体制存続の選択肢、
それは核兵器の保有です。
ここで我々が理解しておかなければいけない事実。
それは、米国は1945年以降から2021年現在まで、
米国は核兵器保有国と戦争をしていない、
米国は核兵器保有国とは戦争をしない、
という事実です。
北朝鮮は核兵器開発に成功を収め、
それを対立国、敵国へ撃ち込むためのミサイル、
それも信頼性の高い、命中精度の高いミサイルが必要になる。
それ故に開発と実験、試験発射にモディファイ改良を繰り返しているのです。
もう一つには、ミサイル発射の際の米国本国や日本政府、極東アジア地域に展開する米国軍や日本の自衛隊のミサイル探知・捕捉のスピードや精度、日米韓の連携や動きも同時に秘密裏に観察しているのです。
今、言える事実は、
米国は核保有国と戦争はしていない、
米国は核保有国と戦争はしない、
という事実です。


