もともと8日が予定日でしたが、トラブルがあり、早く出してあげなければならなくなりました。
でも娘は何をしてもまったく出て来ず、結局8日に。
それを思い出すと、『あたしゃどうしても8日に出るんだよ!』という強い意志を感じるような(笑)
ちなみに、パパのことはどうでもよかったらしく、娘はさっさと出たので、住職は法要で間に合いませんでした。
お薬師さまの日に来てくれたんだな、と思うと、ご縁というものは本当にあるのかな、と思います😌
2年前、娘が1歳になった時、先代住職が一通のメールをくれました。
『お腹の中から今まで、大切に育ててくれてありがとう。』
今年も保存してあるそのメールを読みました。
もし私だったら、かわいい孫におめでとう!と言っても、嫁にまでそんな言葉をかけることを思い付くだろうか。
そう思うと、あぁ、こういう方だったな、と。
まさか『ありがとう』と言ってもらえるとは思わなかったので、とてもとても嬉しかった気持ちを思い出しました。
他人を思うということを、仏教では『利他』とか『慈悲』というのでしょうか。
それは今の私には、自分に余裕がないとできないことです。
でも、それから3ヶ月後、先代住職は亡くなりました。
その時期、身体もつらく、不安だったのではないかな、と思います。
そんな中、あんな素敵な言葉をかけてくれた。
自分もまだまだ未熟ですが、どんな時もいろいろな角度から人を思いやれるようになりたいし、娘にもそういう人になって欲しいと思います。
愛矢子 合掌
