官能小説「放課後の夜」二
「 うん、そう。わかったかな?じゃあ次からはそういうふうに解いていってね。 」
哲也への指導を終えた奈津子は、そう言って良雄の後ろへ歩いていった。
奈津子のふくらはぎに釘付けになっていた目を、良雄は慌てて机の上の教科書のほうへ向けた。
そして確認する。さっきまでの自分を、いやらしいと思って観察しているヤツが周りにいないかどうか。
幸い、みんなは問題を解くのに集中しているようだった。皆一様に教科書に目を走らせ、ノートに忙しく答えを書き込んでいる。
それを見て安心した良雄は、再び目を教科書のほうに向ける。けれども頭の中は奈津子のあのふくらはぎの事でいっぱいだ。勉強どころではない。
大人から見れば、たかがそれだけの事と思う事も、思春期の真っ只中の若者にとってはそれが全てとなる場合がある。
良雄は、今まで感じたことのないような熱いものが心の底から湧き上がってくるのを抑えきれず、けれどもそれをどうすればいいのかわからずに困惑しながら、再び教壇に戻って皆の様子を見ている奈津子を刺すような目で見た。
哲也への指導を終えた奈津子は、そう言って良雄の後ろへ歩いていった。
奈津子のふくらはぎに釘付けになっていた目を、良雄は慌てて机の上の教科書のほうへ向けた。
そして確認する。さっきまでの自分を、いやらしいと思って観察しているヤツが周りにいないかどうか。
幸い、みんなは問題を解くのに集中しているようだった。皆一様に教科書に目を走らせ、ノートに忙しく答えを書き込んでいる。
それを見て安心した良雄は、再び目を教科書のほうに向ける。けれども頭の中は奈津子のあのふくらはぎの事でいっぱいだ。勉強どころではない。
大人から見れば、たかがそれだけの事と思う事も、思春期の真っ只中の若者にとってはそれが全てとなる場合がある。
良雄は、今まで感じたことのないような熱いものが心の底から湧き上がってくるのを抑えきれず、けれどもそれをどうすればいいのかわからずに困惑しながら、再び教壇に戻って皆の様子を見ている奈津子を刺すような目で見た。