かわぞうの小説集「官能小説・ひとりごと・etc」 -24ページ目

官能小説「夕日に隠れて」十三

その松倉の姿に、ありきたりな「羞恥心」や「処女性」は感じられなかった。



僕の目の前には、僕の中で高まった興奮によって、さらに美しく幻想的に映る女の体の艶冶(えんや)な丸み、曲線があるのみだった。



僕はまた、たまらない気分になって、



今すぐに松倉を押し倒し、襲いかかりたくなった。



と、ちょうどその時、



松倉はちろっと舌を出して、



僕のアレの先っぽを舐め始めた。



先ほどは、汗まみれの体の臭いなどが気になって、拒否したその行為を、



今度は素直に、いや、積極的に受け入れている自分がいた。



唾液を絡めた松倉の舌の柔らかさが、無骨にいきり立った僕の欲望を優しく愛撫する。



しばらくすると、僕の体の奥底から絶頂の予感がせり上がってきて、



(ああ!このままではイってしまう!)



そう感じた時、



僕は、ほとんど無意識のうちに、松倉の口から自分のアレを抜き取り、



松倉を少し乱暴に押し倒して、床に寝かせ、



夢中で自分のアレを、松倉の股間に押し当てていた。



けれども、我ながら、その所作はいかにも初心者の、不器用この上ないもので、うまくいかず、



(あれっ、ちくしょう!うまくいかねえぞ…。)



そう思った時に、



松倉が落ち着いた手つきで僕のアレを自らの股間に近づけ、



そして…女の体の奥深くへと…導いてくれた。



敏感な触覚が、女の体温に包まれる感覚…



乱暴で、男らしくありそうでも、実は孤独な欲望が受け入れられ、肯定されたような感覚…。



松倉の股間は、僕からの愛撫はほとんどなかったというのに、意外なほど潤っていて、



僕のアレも、全くと言っていいくらい抵抗なく入っていった。



「はあ…」



松倉が軽く目を閉じ、甘い吐息を漏らした。



その、あまりにも色っぽい顔を見て、



僕は、さらに松倉を愛おしく感じて、



松倉の顔に顔を近づけ、



その唇に、無我夢中で貪りついていた。



自分でも、ほとんど知らないうちに、激しく腰も振っていた。



女の色香に魅せられた猿のような自分を、恥ずかしいと思っている暇もなかった。



やがて、「はうっ、ああ…。」などと、本格的に松倉が喘ぎ声をあげ始めると、



僕は、いよいよたまらなくなり、



相変わらず激しく腰を振りながら、



「ああ…もうダメだ!イくよ!」



と言うと、松倉は



「うんっ、口で受けとめてあげるから!」



と言って体を起こし、素早く股間から手で僕のアレを抜き取り、カポッと口に含んで、



さらに手を添え、激しくしごいた。



間もなく、その中で、溜め込んでいた僕の欲望が爆発した。



痛みにも似た、凄まじい快感だった。