読書感想「インモラル」杉本彩 | かわぞうの小説集「官能小説・ひとりごと・etc」

読書感想「インモラル」杉本彩

こないだ、生まれて初めて…



官能小説と呼ばれるものを読みました。



読んだことねえのに官能小説なんて書くなよって感じなんでしょうが…



まあ、別にいいっすよね(笑)



そんなことは、さておいて…



杉本彩さんの「インモラル」。



著者の実体験が盛り込まれているということで、興味深く読ませていただきました。



杉本さんは凄まじいほどのSだという先入観があったので、さぞかしエグい話になっているんだろうなと思っていたのですが、



相手の男性が、血を流すような激しいシーンもあるんだろうなと思っていたのですが、



実際は、そんなことはなく、と言ってもノーマルというわけでもなく、やはり、杉本さんの分身と思われる主人公のエロさが満載の内容になってます。



官能小説なんだから、エロいのは当たり前なんですけど、意外だったのは、主人公がある男性に対してMっぽくなってることですね。



杉本さんてMになることあるのか?



なんて言うと、バカねえ~女は色んな顔を持っているのよ!とか言われちゃいそうですが…



でも、やっぱり俄には信じられないなあ…



思うに、杉本さんは思いつく限り、あらゆるパターンの男女の性愛を描きたかったから、そういうシーンも書いてみたって感じなんじゃないかなあ。



初体験の話は、本当らしいけどね。



野暮なことと言われても、やっぱりどこから本当で、どこから嘘なのかは気になってしまいます。



虚実皮膜か…でも、これを芸術と見るか、見るべきでないかは、それぞれ違うと思います。



次は、杉本さんの、百パーセント創作だという小説を読んでみたいですね。



なんにしても、これを読んで、僕が書いているのも、上手いか下手かは別として、官能小説と呼んでも差し支えないのではないかと思えてきました。