官能小説「放課後の夜」八十一 | かわぞうの小説集「官能小説・ひとりごと・etc」

官能小説「放課後の夜」八十一

奈津子は悪戯っぽく笑い、顔を沈め、舌を出して座っている良雄のモノをまた舐め始めた。


じっくり味わうようにして、下から艶冶な上目遣いで良雄の反応をうかがいつつモノの先を舐め回し、陰茎の側面に舌を丁寧に這わせる。


「 う…。 」


良雄がせつなげに呻き、ため息を漏らすと、奈津子は嬉しそうに笑みを浮かべた。


舌の動きは細かく速く、それからまたゆっくり丹念に、まだ少し迷い気味の良雄の欲望を巧みに誘い、そそのかし、蠱惑する。


良雄は誘い込まれ、吸い込まれ、意識は薄れ、掻き回され、息も荒くなって頭を垂れる。


ふと気づくと、すぐ目の前に蠢く奈津子の頭があった。すうっと鼻で息を吸い、臭いをかぐ。ほのかに甘い香りと、人間の頭皮の臭いが入り混じって良雄の鼻腔を満たした。


興奮が増した。


あらゆる状況の、あらゆる部分の奈津子の臭いが、味わいが、良雄の胸に一つ一つ刻まれてゆく。そのことに喜びと興奮を覚える。


征服欲が満たされる。


奈津子の口の中で、自分のモノがさっきよりも膨らんでいるのがわかる。


もう一度、奈津子の中に入りたくなった。性の悦びを、一つになる悦びをまた共有したくなった。


(そうだ…。)


良雄の頭の中に、あるイメージが浮かんだ。


「 先生…もう一回、入れたい。 」


「 …いいよ。 」


「 じゃあ、立って、俺に背を向けて壁に手をついて…。 」


奈津子は良雄に言われたままの体勢をとって、軽く尻を突き出した。