官能小説「放課後の夜」六十六 | かわぞうの小説集「官能小説・ひとりごと・etc」

官能小説「放課後の夜」六十六

二人はしっかりと抱き合ったまま、快感の余韻を楽しんだ。


何度も、何度も口づけをする。


奈津子はまだ快楽の波に打たれているようで、口づけをしているその動きはゆったりと甘く、時々艶やかなため息をつく。


その目は全てに満足したかのようにトロンと細められ、夢うつつの幻想の紅い花の中にぼんやりと良雄の顔を見る。


しかし、相対す良雄の目はまだ欲望の炎で光っていた。


奈津子のその顔を見ていると、愛しさのあまり淫蕩の血が体中を熱くたぎらせ、この淫らな女体をもう立ち直れないくらいに乱れさせたいという願望が湧き上がってくる。


良雄は、もう一度深く奈津子に口づけをすると、締めつけられてた腕から放れて体を起こした。


奈津子の足を開いて濡れた陰部を覗き見る。


「 イヤ…恥ずかしい…。 」


手で陰部を覆い隠そうとする奈津子の手を払いのけ、良雄は愛液でグチャグチャになったオモチャを陰部から抜き取る。


「 ああん…。 」


すると、そこから熱を帯びた淫臭がツンと良雄の鼻を突いた。


(うっ…。)


女の臭い、メスの臭い。


悪臭ともとれるその臭いが、良雄の男の、オスの本能にかえって火をつけた。


目をカッと見開き、さっきまで自信のなかった指をためらうことなく奈津子の陰部に突っ込む。


良雄の人差し指と中指は、濡れそぼった愛液と絡まってあっさりと奈津子の体の奥へと侵入する。


「 あああ! 」


奈津子の腰がガクンと震える。


良雄の目が輝きを増した。


(もっとだ…もっとムチャクチャにしてやる!)