官能小説「放課後の夜」四十二 | かわぞうの小説集「官能小説・ひとりごと・etc」

官能小説「放課後の夜」四十二

奈津子の手が添えられたことで、良雄のモノはぐっと硬度を増した。

奈津子は動揺のあまり良雄の顔を黙って見つめるしかない。

手からは熱を帯びて激しく脈打つ硬い肉棒の息吹きが伝わってくる。

(すごい…。)

ついこの間まで一人の教え子としか思っていなかった良雄が、自分の手の中でこんなにも立派に育っている…。

はっきりと意志を示したわけではないが、奈津子の手が良雄の欲情を少しずつ受け入れ始めているのがわかった。

良雄が不倫の話をしたのをきっかけに。

(そうか…あの時、俺はとっさに先生を脅迫したんだ。中途半端な状態で先生が逃げていくのを恐れて。本気で拒否されるのを恐れて。)

(不倫していようがいまいが今は関係ないなんて、そんなのウソだったんだ…!)

良雄は手のぬくもりによってゾクゾクと膨らんでいく快感に喘ぎながらも、心の奥底では泣いていた。

(不倫しているって噂は本当だったんですね…。)

(悲しい…。悲しいよおおおう!)

良雄は泣きそうな顔になって、ぷるぷる震えながら息をすううっと吸い込むと、目を閉じて動きを止めた。

そして次の瞬間、目を開けていきなり奈津子のワンピースを強引にたくし上げた。

「 いやっ、波川くんっ! 」

止めようとする奈津子の手を払いのけ、良雄は次に腰に手を回してストッキングを下げ始めた。

奈津子の下着にも指をかけ、一緒にずり下げる。

(先生…俺の、俺のものになってください!)

「 波川くん…! 」

良雄はとうとうストッキングと下着を膝のあたりまで下げ、抵抗しようとする奈津子の手と手をそれぞれ掴むと、無理矢理キスをしてその口をふさいだ。