読書感想「檸檬(れもん)」梶井基次郎 | かわぞうの小説集「官能小説・ひとりごと・etc」

読書感想「檸檬(れもん)」梶井基次郎

昨日は天地人のことを書いたせいかアクセス数がまた伸びていました。

上杉謙信ファンて多いんですかね?よくわからないんですけど。

そう言えば謙信って生涯不犯とか言ってたような気がしましたが、その一方で男色家だったって話もありますよね。

男色は当時の戦国大名にとっては特別なことじゃなかったのは知っています。織田信長も武田信玄も、その他多くの大名もそういう趣味の持ち主でした。

しかし清廉潔白、生涯不犯を標榜していた謙信が本当に男色を?女はダメだけど男ならいいんでしょうか。

もし本当ならおかしいですよね。どちらも姦淫であることに違いはないと思います。

まあよく知りませんけど。

いや話が逸れました。今回は「檸檬」です。

言わずと知れた名作ですね。教科書にも載ってたって話ですけど僕は記憶にありません。世代が違ったんでしょうか?

あの太宰治も懐かしんでいた梶井基次郎。優れた短編をいくつも書いています。「闇の絵巻」「交尾」が個人的には好きです。でもやっぱり一番は「檸檬」ですね。

その作家の代表作を一番気に入るって、僕はあんまりないんですけど、この「檸檬」は文句無しです。

筆者は病的に研ぎ澄まされた感覚を持て余しながら日常の風景を歩き回っているうちに檸檬を手に入れます。そしてさらに歩いていくと、どういうワケかいつも避けて通っていた丸善という店に行き着き、そこに入って…

日常に起こった小さな奇跡を描いた傑作です。そんな難しい文章でもないんで読んでみてください。