読書感想「クラッシュ」馳星周 | かわぞうの小説集「官能小説・ひとりごと・etc」

読書感想「クラッシュ」馳星周

これも短編集です。都会の日常に潜む恐怖をそれぞれ鋭く描いています。あっ、都会と関係ないのも一つか二つくらいあるか。

まあとにかく、この本でも当然ながら「馳ノワール」全開です。

古い評論家みたいに言うと、「救いがない」ということになるでしょうか。

暴力、セックス、ドラッグと「黒さ」満載。

どの話もリアリティがあってぐいぐい引き込まれます。

全部ありふれた日常から始まっているところがいいんですよね。僕から言わせると。

「小」「説」なわけですから。エンターテイメントとは違うわけですから。

またややこしい屁理屈を展開してしまいそうなので、この辺でやめておきます。馳さんの「クラッシュ」、興味あったら読んでみてください。