読書感想「見上げれば星は天に満ちて」浅田次郎
この本は短編集です。と言っても浅田次郎さんが書いた作品はこの中には一つもありません。
浅田次郎さんがオススメする日本文学の短編を集めたという本ですね。
僕は他の作家さんのオススメ短編集も読んだことあるんですが、正直なんでこんなのを収録すんの?って思うことがたまにあって、もっともその作家さんに言わせれば、オメーごときにゃわかるめぇって感じなんでしょうが、この浅田次郎さんの短編集は読者のために、面白い短編を読んでもらいたいという一心で編ま れているように思えます。
それだけに、読書好きな人なら一度は読んだことがあるであろうという作品がいくつかありますね。
いわゆる「文学」というものを少し味見してみたいと思っている人にはこの本をオススメします。最初がいきなり森鴎外なんで、敷居が高く感じたら飛ばして次に行ってもいいと思いますけどね。
この中で注目は、永井龍男の「青梅雨」です。はっきり言って面白くはないんですが(違う意味では面白い)、何と言うか…異様な作品ですね。浅田次郎さんがあとがきでこう書いてます。「この原稿を深夜にこつこつと書いている小説家の後ろ姿を想像すると、鳥肌が立つ。」
この他にも「山月記」、これは美しい作品ですね。「秘密」「補陀落渡海記」「西郷札」など、面白い作品があります。
時代が古いし、漢字も多いのですが、最近のエンターテイメント化している感のある文芸作品に退屈しているかたには読んでもらいたい一冊です。
浅田次郎さんがオススメする日本文学の短編を集めたという本ですね。
僕は他の作家さんのオススメ短編集も読んだことあるんですが、正直なんでこんなのを収録すんの?って思うことがたまにあって、もっともその作家さんに言わせれば、オメーごときにゃわかるめぇって感じなんでしょうが、この浅田次郎さんの短編集は読者のために、面白い短編を読んでもらいたいという一心で編ま れているように思えます。
それだけに、読書好きな人なら一度は読んだことがあるであろうという作品がいくつかありますね。
いわゆる「文学」というものを少し味見してみたいと思っている人にはこの本をオススメします。最初がいきなり森鴎外なんで、敷居が高く感じたら飛ばして次に行ってもいいと思いますけどね。
この中で注目は、永井龍男の「青梅雨」です。はっきり言って面白くはないんですが(違う意味では面白い)、何と言うか…異様な作品ですね。浅田次郎さんがあとがきでこう書いてます。「この原稿を深夜にこつこつと書いている小説家の後ろ姿を想像すると、鳥肌が立つ。」
この他にも「山月記」、これは美しい作品ですね。「秘密」「補陀落渡海記」「西郷札」など、面白い作品があります。
時代が古いし、漢字も多いのですが、最近のエンターテイメント化している感のある文芸作品に退屈しているかたには読んでもらいたい一冊です。