読書感想「のぼうの城」和田竜 | かわぞうの小説集「官能小説・ひとりごと・etc」

読書感想「のぼうの城」和田竜

テレビやなんかで結構話題になってたみたいなんで読んでみたんですけど、確かに面白い作品だった。

僕自身、戦国時代の話が大好きなんで読みやすかったし、戦国時代に興味のない人でも…大丈夫…じゃないかな?

ただね、夢を壊すようなこと言いますけど、上杉謙信のあのいくつかの武勇伝は本当のことだと信じないほうがいいすね。

仮に本当だったとしても、あんなことしてもし討たれたら、その部下である数万の兵士が、国を支えていた領民が大混乱に陥ることになる。

戦争に負けた人達がどんなにひどい目にあうか、(掠奪、人身売買、レイプなど)謙信は知っていたはずなのに。

ちなみに謙信は二度にわたって家出したこともあります。理由は、みんなが言うこと聞かないで喧嘩ばかりするから。簡単に言うとそういうことです。

一国の主たる者のすることとは思えない。

戦争に強かったのは間違いないですけどね。

まあいずれにしても「話」として読むぶんには楽しいんで、この本自体も後で突っ込みどころ満載だってことがわかってしまったわけですが、そういうことを無視して読むのも悪くはないと思います。

フォローになってないとは思いますが、でもこの本が面白いという意見には全く異論なしです。

あくまでも「話」としてですけど。