アイドル新党なでしこ! 第39話 第95代内閣総理大臣 | 進撃の庶民 ~反新自由主義・反グローバリズム

本日は、ポルシェ万次郎様の寄稿コラムです!

アイドル新党なでしこ!の新しいエピソードがついに出ました!!ヽ(=´▽`=)ノ

現実は非常に厳しいのですが、希望と願いがあってこその経世済民活動。皆様も後書きにありますように、「どのような日本にしたいのか?」を語ってみてはいかがでしょうか?

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アイドル新党なでしこ! 第39話 第95代内閣総理大臣~ポルシェ万次郎様

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作中に挿入されたグラフ「民間平均給与増加率」は国税庁「民間給与実態統計調査結果」、「日本の国土と災害と経済の世界シェア」は内閣府「平成22年版防災白書」とIMF「International Monetary Fund, World Economic Outlook Database, April 2017」に掲載のデータより作成しています。

作成ついでに、1950年から2016年まで範囲を延ばたグラフ「民間平均給与増加率とインフレ率」も下記に用意しました。



インフレ率は総務省「消費者物価指数年報」(1969年まではCPIの「持家の帰属家賃を除く総合」、1970年からはCPIの「総合」を使用)が出典となりますが、まあ、ここまでするのであれば、「民間平均給与」の代わりに「名目賃金指数」を入れるのが本来(指数同士の統一感があって美しい)だったかもしれません。

賃金が上がらないのは売上不足のせい _ うずらのブログ
上記エントリーに触発されて当該グラフの採用を決めたわけですが、給料が毎年下落するだとか、本当にもう目眩がしますよね。

名目GDP(USドル)のシミュレーションについて、2010年のデータは新基準での実数となります。中国とアメリカの経済成長率の想定については、現在2022年の分まで出ているIMFの予測を参照し、妥当と思われる数値から算出しています。

さて、歴史漫画『戦地売春宿物語 ~Military Brothels Story~』の制作を優先させていたこともあり、『アイドル新党なでしこ!』の新作エピソードは約3ヶ月ぶりの発表となりました。幸村撫子も世界最年少の首相となり、今回から読み始めても内容が把握できるくらい、「新章スタート」といった装いも新たな展開となっています。タイトルは中野剛志氏の大著『富国と強兵』に倣い、「富国と裕民」にするか最後まで悩みました。

作中で幸村撫子が、年率7.8~10%の実質経済成長およびGDPで世界一になることを「富国裕民内閣」の目標に掲げていますが、「ワイも積極財政派やけど、あんたのシミュレーションはやり過ぎやで!」といった感想を持たれた方も、読者の中にはいらっしゃるかもしれません。異論は受け付けたいと思います。

ただ、現実の日本の政治には、国家としてのビジョンもポリシーもグランドストラテジーも語られることがなくて、まずはその時点で大いに問題だと感じています。たとえば私なら、①平和や秩序が一定程度保たれた世界の中で、日本国や日本人が最も尊敬される存在でありたいと願い、②それにはGDPや一人当たりGDPで世界一となることが重要な要素と考え、③政府支出を異次元な規模に拡大させて目標達成へと近づきつつ、④インフレ率の上昇に悩む当たり前な経済環境への復帰を果たしたなら、それらの抑制には民間の知恵も集めたい……などを思い浮かべますが、そうした「どのような日本にしていきたいか? そのために何をすべきか?」が日本の政治家から発信されることは殆どありません。

幸村撫子の演説にあった「第六次全国総合開発計画(列島強靭化計画)」について、発表時期はまだ未定ですが、次回エピソードを「インフラ回」と位置づけ、制作を予定しているところです。今後とも、応援どうぞよろしくお願いいたします。(遠藤)

(了)


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