私が従来型うつを発症したのは、いまから8年も前のことになります。
あの頃は、いま振り返ってみても相当つらい精神状態でした。
道を歩いていても、一歩踏み出すごとに
「次の一歩で死のう」
「もう一歩踏み出したら、道路へ飛び出そう」
「もう少しがんばって、駅まで行けば、線路に飛び込める」
周囲の景色が、比喩でも例えでもなく灰色に見えました。
色調が沈んで、感情が鈍磨し、暖かな木漏れ日も、美しい夕日も、暗い蛍光灯も、すべてが同じに見えていました。
道行く人の表情はみな暗く、笑い声は異世界から聞こえてくるお寺の鐘のようでした。
これが、従来型うつの症状です。
では、新型うつとはいかなるものでしょうか。
また後日。

