みなさん、こんにちは。
埼玉県の公立高校は合否を決める選抜基準を予め発表しています。
高校ごとに内申点の比重などを決めているものですね。
毎年7月に県教育委員会から発表され、
来春の公立入試用の選抜基準はすでに発表されています。
こちらのページにあります。
最難関公立高校は学力検査(5教科の試験)と内申点の比率は「6:4」と「7:3」にしている学校がほとんどです。
第1次選抜では「6:4」、第2次選抜では「7:3」と
決められた範囲内での限界まで学力検査の比率を高くしています。
※第1次選抜と第2次選抜は、同じ試験で満点を変えて選抜をすることを意味します。
高校が入学してほしい生徒の特色を出すために満点を変えています。
こちらはさいたま市にある学校選択問題を実施する高校の内申点の扱い方をまとめたものです。
例えば、浦和高校は中1から中3までの通知表の結果を「1:1:2」で扱い、通知表の結果の満点が180点になります。それに部活動や生徒会活動を得点化する「特別活動の記録」を得点化したものと、英検などの検定類を得点化する「その他の項目」を合わせたものが内申点の合計になります。
浦和高校は「特別活動の記録」が70点、「その他の項目」が70点となっており、180点+70点+70点の320点が内申点の最終的な満点になります。
その320点に係数を掛け、第1次選抜と第2次選抜の満点を作り、それぞれの選抜で合格者を出していくことになります。上の表には出ていませんが、浦和高校では第1次選抜での満点が「500点(5科の学力検査)+334点(内申点の満点の320点に1.04を掛ける)=834点」、第2次選抜の満点が「500点+215点(320点に0.67を掛ける)=715点」となっています。
少しわかりにくいですが、学力検査と内申点の比率が「6:4」や「7:3」になるように係数を掛けることになります。
話を上の表に戻します。
表の右側にある「内申1の重み」は内申点の1を学力検査の問題の点数に置き換えた時の数字です。上段が第1次選抜での数字、下段が第2次選抜での数字です。
例えば浦和高校であれば、中3の内申点1は学力検査での第1次選抜であれば約2点分、第2次選抜であれば1.3点分の価値がある、といったことを示しています。
第2次選抜の方が学力検査を重視しますから、内申点1の価値が下がります。
表をご覧いただくと、最難関公立高校の中でも「内申1の重み」が少し違うことがわかります。
浦和高校よりも大宮高校や市立浦和高校の方が「内申1の重み」が低くなっています。
より学力検査を重視した数字になっている、といったことです。
大宮高校や市立浦和高校は「特別活動」と「その他の項目」の配点を高くしているため、
結果的に内申点の重みが低くなっている、といった現象です。
大宮高校や市立浦和高校の入試で、「特別活動」や「その他の項目」での差をあまり付けないような配慮があれば、「7:3」以上に学力検査を重視した入試になっていると言えると思います。
こちらはクレア近隣の最難関公立高校の同じデータです。
さいたま市にある最難関公立高校と比較すると「内申1の重み」が高くなっています。
「特別活動」と「その他の項目」については、満点とどのようなことで得点化されるのかは発表されますが、具体的に「生徒会長だと何点」と発表はされません。
ですから、最終的にはどんな扱いをされるのか不透明なところがありますが、数字を見ていると高校ごとの違いを感じます。
合格を目指すのであれば、内申点が高く、学力検査で高得点を取れることが一番良いですね。
和光国際高校でいえば、中3時の内申点が「5」違うと、入試の得点だと「約15点分」となるわけですから、結構大きな差になります。
中1生や中2生の皆さんは、今の勉強も入試につながっていることをわかっておくこと、中3生の皆さんはこれから戦う2学期の中間テストと期末テストに全力を尽くし、少しでも良い条件で入試を戦えるようにしておくことが大切です。
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