前世のカルマは今世で消費しなければならないものであり、神の恩寵によって救われることはできないと、あなたは言うかもしれません。

しかし私は保証します。そのようにカルマによって苦しむことはいらないと。

激しい苦しみがあなたをさいなむとき、医師はモルヒネを注射します。

そうすると、苦しみはなお身体にあるにもかかわらず、あなたは痛みを感じません。

神の恩寵はモルヒネにたとえられます。

苦しい状態が続いているのに、あなたは苦しみを感じません。

神の恩寵はあなたの受けねばならないカルマの苦しみを取り去ります。

至高の神は信者を完全にカルマの報いから救うことができます。

前世でなした行為は今世で報いを受けなくてはならないというのは間違いです。

神の恩寵はいっさいを取り消しにすることができます。

行く手を妨げるものはありません。

それが全能者の恩寵です。よくおぼえておきなさい。- サティヤ サイババ - (『英知の太陽』P145.146)

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今日は、サイババの恩寵に触れた方のブログを
ご紹介しましょう。

私たちは日々、苦しみ、もがきながら生きていきます。

「どうしたらこの苦しみから逃れることが出来るのか?」と
自問する方も、もしかしたら、このブログの読者にいらっしゃるかもしれません。

実は、私もそうです。

なんとかして、苦しみから抜けだしたい。

その一心で、様々なことを試してきました。

そして、最後の最後に、神の人、サイババの元へとたどり着きました。

今日は、サイババの恩寵に触れた方のブログ、体験談をご紹介しましょう。

あなたにも、神の恩寵がありますように・・・

出典:http://theway.co.jp/archives/1318

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私は桜の下を風と共に歩いていた
風は私のすべてになり、そこに私はなかった
風だけが、ただ存在し・・・風になっていた

2011年の4月・・・

3・11の出来事の後、

14年ぶりに私はサイババに呼ばれているのを感じていた
14年前の5月、インドへ旅立った私は

サイババと共に過ごし、

その後、マスターを思い出すことも・・・

考えることもなかった

サイババの意思によって

私の頭からは完全に消されていた
そうやって私はどっぷりとサイババによって

現実に放たれた
その後何人かの師に私は出会ったが
サイババとの体験は、遠い時間へと消え

思い出すことはなかった



「私が呼ばなければ、誰も私の元へ来ることはできない」
サイババが言ったことが私の頭に響いていた



14年もたって

今サイババのことが頭に存在して消えない

「呼ばれている」
はっきりとそう感じていた



私は色々な手段をつかってインドへの身支度をしていた



そしてサイババのことを調べ始めてびっくりした
危篤状態であることを知った



イエスの言葉を思い出す
「誰も私の許可なしには

私に指一本触れることはできない」



彼の元を後にする時・・・

飛行機に乗った私はサイババの存在と

声を感じとっていた
サイババはその後、完全に私の意識から姿を消した

私を世界へ押し出し解き放ったのだ



それが今・・・サイババの存在は

はっきりと私の意識に姿を現していた



私は時空を超え、サイババの元へ飛んでいった



時空を超えサイババのいる場所へ行く



サイババはとても静かだった

完全なるバランスと静寂の中に存在していた
微動だも動かず、完全なる空の中に存在していた
蓮の花の匂いがしていた
これが病気を患っている存在なのだろうか?
人間という理解・・・私の概念を超えてしまっている

仏陀フィールドというものがどんなものなのかは
言葉では表現できない

彼の周りの匂いをかぐことはできるが、

それを表現する方法がない
私は彼に近づくことができない距離にいた

彼は完全なるマスター、神だった



地球の様々な変容・・・
マスターがこの地上に姿を現し存在すること
その意味など、誰も真に理解できない領域なのだろう
4月11日・・・大震災から1ヶ月目のことだった
地球の変容とサイババの危篤・・・



インドの聖典にあるお話しで世界が滅びそうになった時

その毒をシヴァ神が飲み干して世界を救った話がある



何か深い意味があるとしか思えなった
私はサイババの恩寵と共にある

サイババと共に私はあった
その瞬間、私は肉体へと引き戻された
時空間を飛んでサイババの傍へ・・・



短い至福の時間は終わった





4月11日・・・サイババが現れたその日
私は子供達と桜の下にいた



桜の下で、雨あがりの匂いを感じながら
桜の樹の下を駆けずりまわっていた

nene

やがて夕陽が空から姿を現し始めた

暗い灰色の空が、夕陽に染められ虹が架かった

山の麓からくっきりと

虹のふもとが見えていた



私は夕陽の色に染められた桜の下で
すべてを感じていた



地球のすべてを呼吸していた

吸って・・・吐いて・・・

私は存在しなかった
そこには風だけが存在し・・・
ただ暗闇と光があった



サイババは2011年4月24日肉体を去った

インドの国葬が行われ、国葬はマザーテレサとサイババの2名のみである



人々は頭で考えいろいろな意見を言う傾向にあるが

真に望む者ならば、その体験は大きな恩寵をもたらし

人生を大きく変えることになる



今の私が存在するのは、サイババとの出会い

そしてその後起きたサイババからの光の体験

恩寵を受け取ったからなのである


PS

サティア・サイババが歌うガヤトリーマントラをご紹介します。
聞いているだけで癒されるとても素晴らしい歌です。

「ガヤトリーマントラとは、神の秘められた力のすべてを具体的なかたちにしたものだから、このマントラを唱える人は、十分に守られると言っていいのだ」ーサティア・サイババ