暑い日でも、お茶の稽古にはなるべく着物を着て行くことにしているので、毎年着物雑誌や着物関連のSNSを参考に暑さ対策を工夫している。

先日キャンドゥで見かけた、暑さ対策グッズ。着物小物にリメイクできそうと、ひらめいた。

もともとは、ベビーグッズで、「抱っこ紐用ポーチ 胸用」 「背中用」というネーミング。

保冷剤を入れてマジックテープや紐で止めるような作り。

着物の下に使っても目立たなそうなグレーのがあったので、買ってきた。

まずはマジックテープ付きの「胸用」を開いて、その先に綿テープを縫い付けた。

これに凍らせた保冷剤を入れて、腰パット代わりに。

ウエスト周りの補正は残念ながらほとんど必要なくなったが(笑)ヒップの上のくぼみは補正したほうが帯のたれが落ち着くので、夏以外も腰パットを使っている。

これの厚み代わりに、保冷剤を使おうというアイディア。

25日に使ってみたら、冷たくてなかなかいいので、翌々日くらいに買い足そうとしたら、「胸用」はグレーだけ売り切れ状態。(他にピンクやブルーなどもあり)

私のような使い方でなく、本来の抱っこ紐に使われる方が買われたのだと思うが。

仕方ないので、上の隅に細い紐が付いていて、これを結んで止めるタイプの「背中用」を買ってきた。

こちらは「胸用」より薄手の作り。

これに小さめの保冷剤(凍らせても硬くならないタイプ)を入れて、ブラの紐に結びつけて胸元に。

28日にこの上に肌襦袢を着てから、麻の着物を着付けたが、それほどひびかず、胸元を涼しくできた。

腰パットにリメイクしたタイプより、薄手だったのが、かえってよかったようだ。

28日は腰パットと胸元に保冷剤を仕込んで着物で出かけたが、冷たくてよかった。保冷剤が溶けても水分が出ないので、色移りなども起きなかったし。

保冷剤が長時間もつわけではないが、お稽古場に着くまでの間冷たければいいので。



(⚠️私は、夏は、木綿、麻、ポリエステルなど洗える素材の着物にしているので、特に支障はなかったが、他の場合はわからないので、もし試される場合は慎重に、自己責任でお願いします)