緑色麻着物に楊柳地矢車菊の作り帯
21日の茶道サークル稽古は、緑色麻(ワッシャー加工)着物に、楊柳地矢車菊柄の作り帯。
この矢車菊の帯は、母に縫ってもらった単衣の端切れで自作したもの。
(洋服地で母に着物を縫ってもらうのに凝っていた頃、私の寸法なら4.5mあれば足りたのだが、5m買って残りは作り帯やバッグなどにしていた)
着物は派手になったので、残念ながら処分してしまったが、好きな柄だったし、帯なら多少派手でもいいかと残してあった。
楊柳地矢車菊柄の単衣着用の過去記事
https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/fujikoubou/entry-11884717855.html
(先生宅の茶道稽古の日に着ていて、この日桑小卓の稽古だったようで、懐かしい)
もとは角出しふうの帯でした
https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/fujikoubou/entry-10647549807.html
この柄のような、中くらいの総柄はお太鼓より、角出しふうの作り帯にしたくて、作り帯作成のブログ記事や着物本を参考に作ってみた。
帯の下の部分の膨らみを出すのが難しく、内側に綿を共布でくるんだものを入れるポケットを作ったりと、工夫はしたが、やはり難しい。
それに、楊柳地という布地の特性として、伸びやすくやわらかいのが、この場合、帯には合わなかったかな、今思えば。
裏は藤色の変わり織無地で、この裏生地とのバランスもよくなかったし、こちらにはりがあるからと芯を入れなかったのもよくなかった(^_^;)
過去記事の写真はピントが甘くはっきりしないが、帯の重心が重みで下がって? 垂れ部分が短すぎる感じになっている。
何回か締めたが、そのあとは出番が少なくなっていた。
角出しふう作り帯には、また違う布で再挑戦することにして、とりあえずお太鼓タイプ帯にリメイクすることにした。
お太鼓タイプに作り替え
角出しふうに縫い付けてあったのを解いて、作り替え。
和裁用の帯芯を入れるか、洋裁用の接着芯を貼るか検討したが、それもこの無理のある布地の組み合わせのままだと難航しそう。
帯芯の代わりにしたのは・・・
それで別の作り帯を芯代わりに使用するという、これまた簡単かつ安易な方法に走る(笑)
武田菱と金地色紙柄のリバーシブルの帯。
以前の仕事先が築地本願寺に近かった頃、場所柄か念珠などの葬祭用小物を扱う店があり、念珠袋を作るような織物の端切れ(約34cm×47cm)を
販売していた。
作り帯にはまりはじめの頃で、なんでも帯にできそうに見えていた。これも同じ柄を2枚繋げれば、なんとか帯に出来るかもと思って作ったのがこれ。
織物なので両面ともこれを使用すれば、芯を入れなくても、適度なはりがあった。
こんな感じで、花の総柄の着物などに重宝していた。
実はこの帯、このシリーズの他の何本かとともに、断捨離しようかと思っていたのだが・・・
こんなことをしていると、なかなか減らせない
(笑)
あまり着ていない着物や帯を、一度は着て写真を撮ってブログアップしてから断捨離していこうとは思っているのだが。