経営戦略の構成要素
~シナジー~
①シナジーとは
相乗効果ともいい。
同一企業が複数の事業活動を行うことによって、異なる企業が別個に行うよりも大きな成果を得ること。
※「相乗効果=相補効果」同じ言葉。
※相補効果とは
互いに足りない部分を補い合うことで、市場における需要変動や資源制約に対応して、より大きな効果が得られるもの。
[例]相乗効果との違いを判断するポイント
たとえばAとBという事業があった場合に、AとBの間に直接的な相互作用があるか否かの点である。
※相乗効果:AとBという組み合わせだから得られる効果であり(直接的な相互作用がある)
※相補効果:AとBでも得られる効果が、AとCでも同じように得られる効果である(直接的な相互作用がない)
図1 シナジー
別々の企業が運営:A~C社<同一企業が運営:A~C社
(一緒に運営するとお互いによい効果をもたらす)
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