経営戦略の構成要素

~競争優位性~

VRIO分析

Value,Rarity,Inimitability,Organizations

4つの点から自社の経営資源を分析する手法

※VRIOは4つの点をすべて満たした資源でないといけないでないと、競争優位性の源泉にはならない

 

Q.保有している経営資源に価値があっても希少がない

→他の会社同じにしかならない。

Q.価値があって、希少であるが、模倣が簡単

→一時的には競争優位性を得られるが、模倣されれば優位性はなくなる。

Q.価値があって、希少でもあり、模倣も困難だが、それを上手く活用できない

→良い資源を保持しても活用できなければ、競争優位性は得られない。

 

VRIO分析

 ①資源の価値[Value]

Q.資源に価値はあるのか?

→資源/能力があれば、事業機会を逃さず、脅威にうまく対応できる

 ②資源の希少性[Rarity]

Q.資源は珍しいものか?

→競争相手のうち何社が、その価値ある資源/能力をすでに保有している

 ③資源の模倣困難性[Inimitability]

Q.資源は真似しづらいか?

→資源をもっていない企業がその資源を獲得/開発すると、コスト面で不利が生じる

 ④組織[Organizations]

Q.資源を使える組織力はあるのか?

→資源/能力の潜在力を十分に引き出し、活用するように企業は組織されている

 

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