特に新築マンションの場合、エリアを決め、物件を絞り込んでもでもなお、「どの部屋を購入するか?」の決断が残っています。
同じ建物でも、部屋の階数や位置によって眺望や採光などの条件が異なるため、住み心地が違ってきます。
数ある部屋の中で何階の何号室を買うか?を決めるのは、実に悩ましい問題なのです。
判断基準の1つとしてお勧めしたいのが「お買い得な部屋はどこか」という切り口です。
新築マンションの販売価格表をみると、面積や間取りが同じ部屋でも価格にばらつきがあるのがおわかりでしょう。
もちろん階層の上下による違いもありますが、同じフロアでも価格が低めに設定されている部屋が見受けられます。
そういった部屋は概して、エレベーターや玄関など人通りの多い場所に近い、眺望が良くない、北向きであるなど、何らかのマイナスポイントがある場合が多いようです。
しかしその分価格が低いわけですから、眺望にこだわらない方や騒音や人通りが気にならないタイプの方には、断然お買い得な物件と言えるのです!
マンション購入に際して譲れない条件は「眺望のよさ」か「静かさ」か、それとも「価格の安さ」か。自分なりの優先順位を先に固めておくと、買うべき部屋の位置も自ずと見えてくるのではないでしょうか。