生母が退院した時
母の弾くオルガンに合わせて
讃美歌を歌うことがありました。
姉弟の共有する思い出です。
父の再婚を機にある宗教への信仰が強いられ
夜警当番などの中で
大人の社会現実に触れ
人間の醜さを見つめることになってしまいました。
そんな中、母との時間が思い出され
カトリックや日本基督教団の教会に救いを求めていました。
不思議にもどこの教会でも
その時
その場で
温かく迎え入れてくださったのです。
わたくしは
姉たちと年も離れ
生母の入院時は
昼食などのお世話をいろんな方にしていただいておりました。
そんな折、「なんでこんなことをわたくしたちがしならんの。」という声が聞こえました。
わたくしは、それから、「生きていてはいけないんだ。」と思いいました。
いろんな方々のおせわにならないため母の入院先で過ごすようにしました。
「生きていてはいけないんだ。」
その思いは今もどこかにあります。