小学校の6年に伊勢湾台風に襲われました。

学校の体育館が名古屋市からの人々の避難所になりました。

時の首相が日曜日に訪問されるということで、臨時登校して迎えました。

 

小学校は、東海道本線沿いにあり、御召列車をお送りする慣わしでした。

「天皇陛下に最敬礼。」という号令の下に、最敬礼するのです。

その号令の役がわたくしに回ってきたのです。

わたくしは、号令に精一杯で自分が最敬礼をすることを忘れ、

天皇陛下が手を挙げお応えされ、皇后陛下が寄り添われるお姿を拝見しておりました。

両陛下の真摯なお姿に感動して佇立しておりました。

そんな興奮をしているわたくしを労いながら気にかけて、先生方に声をかけていただいたものです。

中に、「お前がそんな風に感動するのか。」という級友もいました。