病は気からとよく言ったものです。気は病からとも言えることもあります。
早期退職をした時から、再雇用が認められないので困ったとか、うつで休職をしたとかの方々や、わたくしを心配して頂いた教員や事務職員の方々からも色々な話を伺いました。そして、わたくしに対しては、なんで、足を洗ってしまったのかという問いばかりでした。そして、奥さんよく我慢しているねという話で締められました。生活の不安があるのに、よくも決断をしたものだということからでした。退職してからの生活への不安・心配がいちばんでした。
転職希望の様々な世代の方々ともお会いしました。定職がなく起業を目指す若い青年たち、自営業が頓挫して困っている中年、転勤して上司や雰囲気にに不信を抱く退職前の男性、行政書士という職に託して受験相談に来たといった方などでした。うつ状態から抜け出し、新たな世界で希望を求めてのことでした。
病院に入院している人に目を向けると、同じ心臓病の患者には、同世代以上の方が多かったのですが、家族や事業に不安を抱える方が多かったと言えます。
無呼吸症候群の時には、入院を休暇と捉え、遊び呆けている青年もいました。マンション管理士と管理業務主任者試験の勉強をしている青年が漢字の読みで聞かれる関係を築いたこともありました。彼は、今の仕事で、なんとか定着させたいと願っていました。二回目の入院の時には、行政書士を取って貧しい人の味方になりたいという青年に出会いました。彼は、その冬、その思いを遺して亡くなりました。彼の思いを引き継ぐ思いで行政書士試験に挑戦しました。一発合格は彼のお蔭に違いありません。