読書備忘録  | ゆるり和 

ゆるり和 

2019年 2月26日
ゆるり和

ゆるりとゆるもう
和もう
和もの



ネットで見かけた記事から
この本を図書館に予約

すっかり忘れてたけど
タイトルをみて
これはこのお盆休み中に読もうと
思ったら、一気読みでした


『毒親』なんて言葉は以前にはなくて
自分が母とのことで悩みまくっているうちに
母とのことで悩んでいる人が
実は結構いるんだとわかってきた近年

『親は尊敬すべき』
『親へは孝行すべき』
こんなことが知らず知らずに
刷り込まされていたように思うので
自分がおかしいのか?と思ってたけど
年を重ね、子どもをもち
親なりに愛を注いでいてくれたこと
親は子を持ったことで親になったのであって
中身は子が求める親として在る訳じゃないんだよな、と

親の言うことが正解なんだ、
と勝手に思っていたし、
思い込ませるよう育てられたと思う

自分も同じ道を辿りつつあったけど
子どもの受験期にふと、これ以上、
お互いに嫌な思いをしないためには、と
私自身が立ち止まれたお陰で、
我が家は私の親子関係より
穏やかに過ごせてるのだと思う

我が子と話をしていて
子どもの方がよっぽど考えがしっかりしているなぁ、と
思うことがしばしばな私

我が子たちは、
親の考えがすへてではない、
何より、大人たちみんな、
なんかアノヒトタチ、イッテルコト
オカシイヨネ、と思って過ごしていたそう

私が母が正解だと思って生きてきたなかで
我が子たちに対しても、母だったらきっと
これが良い道なんだ!!と強いてきたであろうなか、
そんな考えでいたと聞けたことは
有り難いな、と思って今も気をつけている

誰もが人の子
お互いを尊重しながら
生きられることを、と思う