昨日は3月11日でしたね。

あの東日本大震災から7年。


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昨日はYahooで検索するだけで復興支援の
寄付をできる企画をやっていました!
まだ色んな団体への寄付が可能です!





あれから7年。


震災の日、私はイギリスに居て、
テレビで地震のニュースを知りました。


その時イギリスの国営放送でも
ずっとそのニュースを放送していて、
繰り返される津波の映像に、
私の大切な日本は
これからどうなってしまうのだろう、と
恐怖を感じたのを覚えています。



その時本当に何も出来なくて。。



でも何かしたくて、
大学の日本人の人と集まって
募金活動やチャリティーをしました。


その時
多くの見知らぬ人が温かい支援や
温かい言葉をかけてくれました。
日本のために祈ってくれました。



その活動は至る所で、
また他の国々でも
日本のために募金や支援活動を
積極的に行なっていました。

色んな国々から、援助や救援が届いた
ニュースも沢山目にしたと思います。





その時、
世界ってこんなに優しいんだ」と感じました。

「誰か困ってる時、世界は寄り添って
くれるんだ」って。




「遠い世界で起きている自分には無関係なこと」

という感じではなく、
多くの人が日本に温かい心を寄せて
本気で祈ってくれてるのを目の当たりにしました。


困っていたら、思いやる。
  手を差し伸べる


シンプルなこと。


国とか関係なく、
人が根底に持ってる優しさや愛、温かさを、
すごく感じました。





日本に帰国してからも、
自分に何が出来るのか分からなかったけれど、
支援のボランティアに参加しました。



音楽やダンス、マッサージ、鍼灸、、
色んな特技を持った人達が集まり、
仮設住宅で交流の場を設けて、
ただお話を聞いたり、
子供達と遊んだり、
マッサージをするスペースがあったり、


私はそこでも正直何をしたらいいか分からず、
ただ会話をしたり、その場に居るだけという
感じだったんですが、



その時とても印象的だったのが、
マッサージを受けた方が
「あぁ、気持ちよかった」と
最後にとても明るくリラックスした表情をされて
出ていかれて。



その時、
「癒しの力ってすごく大きいんだな」と
感じたんです。



それが今の自分がやってることの原点
でもあります。




「心をほぐすこと」

「体をほぐすこと」

「人の心に寄り添うこと」

「心に希望の火を灯すこと」

「人に笑顔を取り戻すこと」



とても小さなことかもしれない。
でももしかしたら
受け取る側からしたら
とても大事なことかもしれない。



 


私はその時強く
「自分には何もできないんじゃないか」と
無力感を感じていました。


震災のことだけではなく、
社会のあらゆることに対して。




でも7年経って、私が感じてること。



「何も出来ないなんてことはない」
「私たちにもできることがある」って

 今は本気で思ってます。




遠い場所で起こっていることじゃない。
関係ないことじゃない。



一人一人が今自分の出来ることをする
というのが、
すごく大事なんだと思います。



直接的なことだったら、
自分の出来る範囲で募金をしてみたり、
何か活動に参加してみたり、



でもそれだけじゃない。


人を支援するためには、
まず自分が満たされている必要がある。

そして、周りの人も。


まずは足元から。身近な場所から。

自分自身や周りの人を大切にすることから
始められることもあると思います。





あの日、多くの人の価値観が
変わったと思うんです。


本当に大切なことはなんだろう?



今まで当たり前だと思っていたものが
当たり前じゃなくなって、、

今まで追求していたものに
意味がなくなって、、



でもそこから
本当に大切なもの」が見えてきたと
思うんです。



「命の尊さ」
「人との心の絆」
「助け合うこと、分かち合うこと」
「目の前にいる
   愛する人を大切にすること」
「今あるものへの感謝」
「今を生きるということ」




本当に大切なものは何?




忘れてはいけない。
あの日に私たちが教わったこと。




これからも、
「今、ここ」から、
自分が出来ることを
一つずつやっていこう。



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maai