2019年四月祭2日目オープニング開始前


俺「賭けに勝ちましたね」

上田「まさか自白するとはな」

俺「ここまでうまくいくとは」

江藤「自分の写真が写っているURLを消したってことは認めてるしな」

俺「さてもうすぐご本人が登場ですか。昨日は青門側なら本日は正門側へ来るはずですがね」

3人「キター!」

そして2日目のオープニングが始まった。


 
オープニングが終わりそうになり3人は話し始めた。

俺「どうします?」

上田「まず尾行する。そして撮影許可書をもらっていないことを確認する。そこでは声をかけない。写真を複数枚撮った時点で声をかける。ブログの管理人と認めさせる。認めなかったら昨年のオープニングの写真を見せる。その場で暴れる可能性あるから必ず3人である。また逃げられる可能性もあるので。なおできればさつきキャンパスでやりたい。あっちは農学部のサブ会場なので人が少ないから。声をかけるときは出口に違い所と人が少ないところな。
なぜかわかるか?」

俺「なんでですか?」

上田「たくさんのお客さんの前で暴れられたら困るだろうよ。お客さんがケガするかもしれないし。またはして逃げられてもそう。子供にあたって転倒もある。キャンパス外へ逃げられたら逃げられたでも成功だよ。っもう二度と来られないだろうし」

俺「なる」

江藤「で誰が行くの?」

上田「もうしわけないが江藤ちゃんは昨日のことがあるので」

俺「先輩申し訳ないですが今回は俺に行かせてくれませんか?確かに先輩たちの問題ってことはわかるんですよでもこの作戦を考えたのも俺だし掲示板の書き込みで自爆させたのも俺だし」

上田「わかったなら頼むよ」

俺「いってきます」

俺はピンクのジャンバーを脱ぎ江藤に渡した。

上田「なお声をかけるときはかならず俺たち二人を呼べよ。そしてジャンバー着てから声かけるんだぞ。伊藤ちゃんは別の仕事だ3人でやるぞ」


9時になり正門が開いた。関東大学四月祭2019二日目の開始だ。

その男はパンフレットをもらい撮影許可書を得ずに会場内へ向かった。

その男は尾行に気が付くこともなくメインステージへ行き写真を撮った。俺も後ろから写真を撮った。これで証拠は得たことになる。そして男が人気のないほうへ行ったときにLINEをした。
そろそろ声をかけるから来てくれ。

3人は集まった。しかし俺以外の二人は距離を撮った。そしてLINEがきた。

上田「今常任委員長に最終許可をえている。委員長の居許可が出ない限り声はかけるなってさ」

そして30分ほどした。まだ許可はでないのか?俺は焦った。そして俺に上田先輩が声をかけた。

上田「残念ながら声をかけるのはなしだ」

そういうと自分のスマホを俺に見せた。

委員長「周りを見てみなさい。小学生や幼稚園生がたくさんいるでしょう。あなたたちはその人たちの前で男を取り押さえるのですか?それは委員長であるこの私が許しません。絶対に許可しません。尾行までにしておくように」

俺はとても複雑な気持ちになった。そしてつぶやいた

俺「委員長な気持ちはわかるがここでおわりかよ」

 

次回へ続く。

 

 

 

写真はイメージ図です。