途中で感想を書いた時 にも触れた通り、私は本作の原作者である暁なつめ先生の代表作である『この素晴らしい世界に祝福を!』について特に予備知識がないままこのアニメを見ることになったのですが、それでもコメディとしての本作を存分に楽しめたと思いますし、余計な先入観なく作品そのものの魅力を楽しめたという意味ではかえって幸いですらあったのかもしれません。

最終回では、まさか、最後の決戦で勝ったさらにその先に本当のオチが何段か構えで手ぐすね引いて待っていようとは思いもしませんでした(苦笑)。苦痛には強いから拷問しても無駄だという魔王軍四天王・水のラッセルに言うことを聞かせるべく、トラ男さんが呼び出された理由だけでもかなり面白いのに、実はもう1つオチがあって……この辺りの具体的な内容については見てのお楽しみ、ということで。