【注:この記事は、以前、鹿児島の人向けにポティカで書いているブログに掲載したものです】
先日、九州新幹線が全線開通を果たし、直通電車はないにせよ、東京から鹿児島までが1本の新幹線の線路で結ばれることになりました。
ということで、今回の「鹿児島@東京」のコーナーでは、新幹線で東京駅の1つ手前の停車駅である品川駅構内にある鹿児島ゆかりのお店について取り上げてみたいと思います。
品川駅の幾つかのホームにお店を構えている立ち食いそば屋「常盤軒」。ここは、大河ドラマ「篤姫」で全国的にもメジャーな存在となった小松帯刀の子孫の方が経営するお店です。
1867年、小松帯刀がいち早く鉄道敷設建白書を呈上した功績により、大正時代、帯刀の孫に品川駅構内での立売営業権が許可されて以来、小松家は品川駅の構内において、立ち食いそば屋の他、弁当屋や居酒屋「薩摩屋敷」などの営業を行なってきました。
ただ、残念なことに、品川駅構内やホームの改修工事の影響により、品川駅構内にある居酒屋として長年親しまれてきた「薩摩屋敷」が閉店してしまったほか、駅内にある常盤軒の店舗数も減ってきているようです。
品川駅構内の歴史ある立ち食いそば屋として「品川丼」やカツカレーなど麺類以外のメニューも好評を博している常盤軒。皆さんも、品川駅で在来線に乗り換える機会があったら是非立ち寄られてみてはいかがでしょうか?