ACT.175続き妄想~イツワリのココロ~ 10. | 降っても晴れてもスキ日和

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※ネタバレ注意です!駄目な方は読まないほうが良いです!(>_<)※







 「…前に話したろう…?大切な存在-ヒト-…彼女への想いを自覚する事で嘉月を演じ切る事が出来た」

 「俺は今、今後の自分にとって、分岐点となる、必ずやり遂げなければならない重要な役を演じている。それは嘉月の時よりも自身の心と戦う事が多くて……覚悟は決めたんだ。本当に大事な物の為に……」

大きく息を吐き、吸う。

「だけど、想像していた、以上に……やはり撮影が進むにつれ、その役の重さに…」

人を傷つける時の感触 あの手応え

傷つけられた人の怯える表情

驚愕 悲鳴 罵声と怒号

 脳裏に焼き付いて

引き剥がしたくても 剥がし切れない

そして…剥がしてはいけない

【B・J】を演じる事はそれらを思い出す事。
 忘れてはいけない俺の罪に心は常に揺さ振られる。
 心の無いはずの【B・J】に魂を替えて演じ抜く、その為に--

「耐え抜く、支えが欲しいと思ってしまうんだ」

 そして求めてしまう。社長が最強の魔除けと言った、彼女の心を。

 こんなにも罪深い俺が。

「…………君の」

と、鶏の着ぐるみ姿の【ブライアン】-彼をそう呼ぶ事にした-は、口を開いた。 また俺は彼に相談してしまっている。
 彼は神妙な顔?で黙って聴いてくれていた。
 何故だろうか。彼とは初対面の時から他人の様な気がしない。懐かしさすら覚える。

 聞かされた内容のせいだろうか?彼のいつもの明るい口調が幾分沈んで聞こえる。彼は言った

「君の想い人は、………心の支えにならないのかい?」







つづく☆






二次なのに鬱な展開ですみません…



しずか☆