ブラインドサッカー!略してブラサカ観戦に行ってきました。
モノレールのホームで白杖を持った男性が居ました。
首には日本代表のタオルマフラーが。
「ブラインドサッカー会場へ行かれますか?」と聞いたら、そうです、とのことで一緒に行くことにしました。
とはいえ、、、
駅構内の案内をした事は過去に何度かありましたが、外(歩道)は初めてで、、、(りんかい線からはすぐ隣なのですがモノレールからだと横断歩道を渡ったり、があるのです)
「こっちに行きますね」「あ、もう少し前ですね」なんて言ってはみましたが、うまく伝えられない。
そうこうしていると、一緒に観戦する先輩芸人シロたろしさんと合流。
シロさんは「左に90度でまっすぐです」など、角度を伝えてました。
すると男性はクルッと、会場方面に身体を向けスムーズに歩いておりました。
知らなかったです。
そのようにお知らせしたら良かったんだ〜。確かに、【あっちやこっち】は見えているから言えることですよね。
一つ学びました。
しかし、会場に着いたらどうしたらいいのか?
男性とはどうやら席は違うし…と思っていたら、シロさんが案内をしてくださるスタッフさんを呼んできてくださいました。
男性は我々に「楽しんでください」と席に向かわれました。
チケット完売!!
ブラサカ体験ブースや、グッズ・スタグル販売も賑わっていました。
私は一目惚れしたアクビちゃんのコラボバックを買いました。可愛い。
ピッチはマンションに囲まれた都会の真ん中。
入り口でいただいた袋の中に入っていた冊子。
ブラサカとは、が詰まっておりました。
普段、太鼓の音や、手拍子に歓声など、音を出す応援が当たり前になっていましたが、ブラサカはボールの音に反応する為、会場は静かにしないといけないのです。
ゴールを決めたら声を上げてOK。
シロさんありがとうございました。ゴールを決めたら声を上げてOK。
キックオフの笛が鳴った次の瞬間から驚きました。
パスが繋がってる…
音を頼りに、とは言え味方の足元にパスを出し、ドリブルし、シュートを打つ。
もう、それは「一体どうなっているの⁈」の世界。
選手交代も、走ってポジションに普通に着いていましたが、これだってどうやってそこまで走っているの⁈
気付いたら身体が前のめりになっていました。
サイドの壁に思いっきりバンッと当たるシーンは試合中何度もありましたが、選手は怖いですよね?相手チームの選手もボールを取りに来ますし。
声を出せない分、身体中に力が入ります。
FKの時、ゴールの後ろにいるコーチが棒でポストを叩いて音を出し、選手に距離感や位置を知らせます。
とにかく、何度も何度も息を呑みました。
また観に行きたい。
ブラサカ。
少しでも興味ある方いませんか?
是非、一緒に応援しに行きましょう!!
スポーツは素晴らしい。
シンディー