対消滅する人間関係
物質と反物質ってご存知?
なにせ理系じゃないので
うまく説明できないから
引用させていただきましたわ。
消滅後に残ったエネルギーは
その質量によって
新たな物質や反物質に生まれ変わるのだそう。
ちなみに
このあたりの作品に
物質反物質が出てくるのだそう。
ご興味おありの方は是非↓
『スタートレック』
理系脳を持ち合わせていないのに
強運道を追求しようとすると
必ず理系は絡んでくるという
このジレンマ
何年か前に何気なく息子と
を観ていたら
「私はあなたがたと手を触れることはできないのです」
「あなたは反物質なんですね?」
…的な会話が(うろ覚え)
異星のキレイなお姉さんとあって
その会話の意味は
上記のwikipediaが説明してくれているけれど
要するに
触れ合うとお互い消滅してエネルギーしか残らないことになってしまうってことね。
なぜこれを思い出したかと言うと
同じ小学校
同じ中学校
中学校3年間同じクラス(5クラスあったわよ)で育った幼なじみと
最近また5年ぶりに
関わることがあったんだけれど
こんなんだったかしら?
というくらい話が噛み合わないのよ。
同じ事象について
ワタクシや他の数人VSその人とは
常にこんな感じなのよ↓
あなたなら出来ると言っても、出来るとは思えないと言う。
ゆっくりやっても誰も困らないよと言っても、絶対に誰かが迷惑がると言う。
みんなそれぞれ融通してもらっているから大丈夫と言っても、自分だけ特別扱いされてると誰かが思うと言う。
すごく評価されてたよと言っても、どこを見て自分を評価するところがあるのかさっぱり思い当たらないと言う。
みんなあなたのこと受け入れてるよと言っても、○○はきっとそう思っていないと言う。
先のことはそのときちゃんと指示するから大丈夫と言っても、もし○○になったらできると思えないと言う。
こんなに条件のいい職場他にないよと言っても、理不尽に働かされるブラック企業に戻ると言う。
と、まあまだまだ続くんだけれどもね。
お断りしておくけれど
すべて
ALL
こちら側は気休めを言っているわけではなくて
ワタクシ含め全員が
根拠を基に客観的に見たままを言っているのよ。
このような場合
だいたい
「あなたはまだ起こっていないことを不安に思って、心配ごとを自ら産出しているわよ!」
と、なるわよね。
「なぜ自分だけしか信じられないの?」
「私達の言葉を信じられないの?」
「信じてよ!」
とかね。
でもこれね。
手を取り合うことのできない
物質と反物質のようなことなのかもと
ふと思い至ったのよ。
どちらが正しいとかではなくて
どちらもそれぞれの世界のなかでの
正解を言っている
けれど
世界が違うから噛み合わない
そしてそれを
どっちかが
「間違ってるよ!」って
自分の方に持ってこようとする
=手を取り合おうとする
…と!
消滅
↓
エネルギーしか残らない
↓
新たな物質・反物質に生まれ変わる
となる。
そうよね。
「間違ってるよ!」って言われると
「そっちがでしょっ!」ってなって
これまでの関係の消滅
↓
お互いに良くない感情が残り
↓
これまでと違う関係の二人の誕生
でしょ?
なるほど。
同じ化学反応が起きるわけね。
直方体の
正面から見ている人は
それを正方形だと認知して
横から見ている人は
それを長方形だと認知するのと
同じよね。
どちらも正しい。
ならば
「どうやら見えているものが違うらしい」と判明した時点で
それはもう違う世界の人かもしれないもの。
同じ世界の人なら
「じゃあ、信じてみるわ」ってなるはず。
そうならないのなら
それ以上のことってしなくていいのかも。
それが
法律だとか生命に関わるとか
そういうところのタブーを犯しているのでなければ。
だって
関係性にも因るけれど
人間関係に於いては
価値観の部分での争いごとになった時
今までの関係が消滅して(壊れて)
それでまた何もなかったかのように仲良くできるってまずなくて
多くは関係を終わらせてしまうことになり
お互いに対する嫌な感情だけが残っていくのなら双方にメリットがないものね。
だから
ある程度話してみて
わかりあえないと思ったら
正してあげようとか
こっちに連れてきてあげようとかしない方が良かったりするのよね。
むこうからすれば
「間違ってる方に強引に連れて行かないでよ!私の人生なんだから!」って
迷惑千万な話かもしれなくてよ。