「ライフライン」この言葉は、最近ではメディアも使われていて、広く認識されるようになりました。

 

でも、ライフラインとは何でしょうか?

下記がその概要です。

大まかに表現すると、都市の地下に張り巡らされている、管路を中心としたシステム・ネットワークです。

 

 

しかし、これらには特に地震時に弱点となる箇所があります。

施設のどこかが損傷をうけると、システム全体としての大規模な機能障害をもたらします。

つぶれても良いところもあります。例えば、応急的な処置をして、ネットワークとしての機能が容易に回復できる個所については、応急処置の準備をすることで、耐震化が図れるわけです。

しかしながら、あちこちと損傷すると、もうネットワークとしての機能は損なわれます。

能登半島の地震でも、長期間にわたって、断水が続いていることからも、容易に想像できると思います。

 

 

私共は、このような不測の事態が生じないように、関連機関との共同で、ライフラインの高機能化を進めていきたいと考えています。