早くも入学試験戦争が始まった。
本人は元より、親の心配たるや筆舌に尽くしがたい。
子も親にも最高の幸せと不幸のどん底が隣りあっているいやな季節だ。
私のように世間の荒波にもまれて、やっと平和な地にたどり着いたような生活者にも付き合いはそれなりにある。
喜ぶ人に掛ける言葉はあるが、悲しむ人を慰める言葉は知らない。
しかし本当は目先にある幸せと不幸の差で、それで一生が決まるわけではない。
とは言え「エリートコースを歩んだ」とか「地味な人生だった」と振り返ると、差がないとは言えないかも知らない。
でもそれも、果たして幸福のバロメーターになるだろうか・・・「幸福とはなんぞや!」である。
また幸福の原点は健康だし、病気や怪我なしの一生なんてあり得ない。
そんな時も、「治って幸せ」って思うだろう。
終わり良ければすべてよ良し・・・だと思う。
老齢になって過去を振り返り、「悲しみや苦しみを乗り越えた、そんな日もあったなあ・・・」と、笑顔で語れる時に使う言葉が「幸福」だと思いたい。
未だ未だ幸せって言葉を、いっぱい使いたいと欲張っている![]()