我が家の前に八時半集合し、式典が始まる前に亡き息子の仏前に参ってくれると言う。
四人と聞いていたが仕事の都合で三人が参ってくれた。
S君とは特に親しく、まして中学校の時に転校し、十年ぐらい前の同窓会の時も
家族四人で参ってくれ、大感動したのが忘れられないでいた。
今回も彼が参ってくれると聞いて嬉しく、その顔を見ると息子の顔がダブってしまった。
式典前の、二十分足らずの会話だったが笑顔と笑い声を残し、式典に参列する夫も
S君の車に乗り込んで学校に向かった。
その日来ると言っていた姪が息子の友達がお参りしてくれると知って、姪もその時間に参ってくれた。
逝って早二十七年が過ぎ去ったが、今尚忘れずに居てくれる友がいる息子は幸せ者だと熟々思った。
二十歳という若さで、逝かねばならなかったその無念さ思えば今尚心が悼む。
けれど、生きた二十年間の幸せな日々を、彼なら大切に思ってくれると信じたい。
「俺が逝ったから不幸になったと思わんとってや・・・」とは夢の中で聞いた声なのか・・・
今となっては彼の魂は私の傍に居る・・・と信じているのみ![]()