こんばんは。
今日の日経新聞朝刊読まれましたか?
何、読んでないですと~!!!

社会福祉法人のことがトップ記事で紹介されていました。
京都にある社会福祉法人を企業が再生するという記事。
メインバンクが債権放棄して、
上場企業のグループ内の企業が再生を支援するという内容なのです。
もともとこの社会福祉法人内の病院の経営上の混乱があって、売上が激減、赤字に転落、
他の特養などの経営に影響が出て、利用者の方がへの影響がでるようなところまできてしまって・・・
銀行が一部債権を放棄する条件として、
社会福祉法人の理事が責任をとって辞任して、
さらに、再生先の支援をうけるということになったんでしょうか?
支援先と銀行、社会福祉法人をつなげたのが、
地域経済活性化支援機構という組織。
実際に、その組織のサイトに行くと・・・
⇒http://www.revic.co.jp/
企業再生をコーディネートしている組織みたいですね。
今回の新聞記事にで取り上げられたこの法人についても、
プレスが出ていました。
⇒http://www.revic.co.jp/pdf/news/2014/140808newsrelease.pdf
この社会福祉法人としては、経営ノウハウを得られ、
継続的に事業を行っていける道筋がみえたのでいいですよね。
社会福祉法人のトップの理事が総入れ替えというところが
再生がしやすいところですね。
社会福祉法人ではないのですが、このように再生が必要な事例であっても、
場合によっては、経営責任者がそのまま残るケースがあったりします。
そうなると、経営方針を変えられず、
以前と同じやり方のままなので、
結局再生が果たしきれず・・・
今回の場合、
・社会福祉法人からなのか?
・地域経済活性化支援機構が関与しているからなのか?
は、わからないのですが、理事が総辞職をしたというのは、
再生がやりやすいのではないのでしょうか?
過去のしがらみを相当断ち切ることができると思います。
もしかして、施設職員として、社会福祉法人設立に携わった元理事が残るかもしれませんが、
単なるいち従業員では、経営方針に対しては、楯突くことはできないですね。
合法的に経営方針に楯突くことはできないですね。
また、株式会社のように、社会福祉法人設立者が、株主として、議決権を執行するような仕組みではないことも、大きいですね。
理事をやめてしまえば、その社会福祉法人に対しての影響力は、ほぼ持てなかったりします。
一方、銀行は、債権放棄してどうなるのでしょうか?
かなり、損するのでしょうか?
一時的には、貸したお金は返ってこないので損にはなるでしょう。
しかし、今回の再生で復活すれば、
また、新たな資金需要、要はお金を借りてもらえるので、
長い目で見れば、その損失も十分取り戻せるのではないのかなと考えての債権放棄の支援でないでしょうか?
一時的に無理やり債権回収したところで、
全額回収は難しいと思われます。
また、強硬に回収に走って、破産してしまったら
それ以上その社会福祉法人からの収益の機会は見込めなくなってしまいます。
なので、経営を立て直すため、債権放棄に踏み切ったのではないでしょうか?
ソロバン勘定ばかりでなく、
地域医療への影響度が大きいことも理由としてあげられるのではないでしょうか。
なかなか、いい記事だと思いました。
社会福祉法人の経営に携わる貴方へ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

