監督の差 | Tadのブログ

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ウロウロ、フラフラしている京都のAround40男(本業:診断“志”資格を持つ経営コンサルタント、副業:いろいろ)が、趣味の世界・日々思うこと・気づいたことなど、いろんなことを書いています。
ちょっとのぞいていって下さーい。


またまた、サッカー・イングランドプレミアリーグの話です。


まず、ビックリするようなニュースがありました。

そう、マンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督が退任、という話。
これは驚きました。
もう2、3年はやるだろうと思っていたから。

でも、今シーズン勝てたし、今のメンバーではCLは難しい。だけど、CLで勝ち負け
できる陣容を整えるところまで時間はない、と思っていたのかもしれません。
だとすると、非常に納得感のある決定です。
但し、ライバルのライバルたる所以は、この監督によるところが大きかったので、
喪失感もとても大きいのですが・・・。
来季はチェルシーも新監督(というより復帰か?)を迎えるから、
ガチンコ勝負をしたかったですけどね。

その後任候補にモウリーニョ、クロップ、モイズが挙がっています。
この中での、私の一押しはモイズ(現エバートン監督)。

理由?
クロップはムリでしょ(英語で監督業できるのか?そもそも)。
モウリーニョは、だってチェルシーに帰ってくるもん!(笑)

それに、モイズだったら、マンUの文化とピッタリなんですよ。
日本人にはピンと来ないかもしれないけれど、どちらも、

・グラスゴー生まれ
(カトリックが多い街=マンU支持者にはカトリックが多い、かつモイズは元セルティックの選手)

・熱烈な労働党支持者
(離合集散を繰り返している日本とは違って、英国では一旦支持政党を決めたら
滅多なことでは鞍替えすることはない・・・自分達の階級の利害を包括的に代表するから。
そういう仲間意識は日本など比べ物にならない。そしてグラスゴーもマンチェスターや
リバプールもそういう労働者の多い街)

・じっくりチーム熟成型マネージメント
(ファーガソン監督の27年は異常としても、モイズも11年エバートンを率いている)

なのでね。まあ、ここ2、3日注目しましょう。



そして、たった今まで、我がチェルシーFCの試合をまたまたインターネットの無料ストリームを
見つけた(たぶん海賊版)ので、生中継を見ておりました。


<第35節延期分(ホーム):5/8>

チェルシー 2-2 トッテナム・ホットスパー

得点者:オスカル(チェルシー、11分)、アデバヨール(トッテナム、26分)、
    ラミレス(チェルシー、39分)、シグルズソン(トッテナム、80分)


勝てた試合なのに!(怒)
ホントに、このベニテスという「暫定」監督はアカン!
攻撃も守備もちっとも意図が見えない。点を取った時も、取られた時も「偶然」って感じで。

過日のマンU戦もそうでしたが、パス回していても、ただ回しているだけ。
崩していく、なんて様相はない(ヒディンク・アンチェロッティの時はパス回しがきちんと「崩し」になってた)。
それだったら、カウンターサッカーしてくれるほうが余程いい。
だって、下手に相手のカウンターを食うことがないもの。
今日のアデバヨールのゴールなんて(完全なるカウンターではなかったけど)、
攻めあぐねたところの、一瞬のスキを突かれたに過ぎない。
もちろんそれをしっかり決めたアデバヨールは大したものだと認めざるを得ないけれど。
加えて、2点目を取ったあとだって、守備を固めて逃げ切るのか、意地でも3点目を取りに
いくのか、全然わからないボール保持。なんとなく回して、なんとなく取られて、
あれれ、と言ってる間にシグルズソンにシュートを打たれて終わり。
何だかなあ~。

勝てばチャンピオンズリーグ出場権確定で、土曜日の試合は消化ゲームにできたのに。
これじゃ、また降格争いして必死のアストン・ヴィラに対して勝ちにいかないといけない。
ただでも、疲労困憊(特にマタ!)なのに、マネージメントなんてありゃしない。

プレーをするのは選手です。しかし、どう試合するかは監督が決めること。
今日の試合だって、もしファーガソンが、モウリーニョが、モイズが監督だったら、
しっかり2-1で逃げ切れただろうと思うのです。
今の感じだったら、ディ・マッテオ監督のままでもそんなに変わらなかっただろう。


もう、怒り心頭です。
何だか、マンチェスター・Uがうらやましい。ああ、悔しいっ!
モウ監督、早く帰ってきておくれ!!


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