ヒーローが去っていく | Tadのブログ

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ウロウロ、フラフラしている京都のAround40男(本業:診断“志”資格を持つ経営コンサルタント、副業:いろいろ)が、趣味の世界・日々思うこと・気づいたことなど、いろんなことを書いています。
ちょっとのぞいていって下さーい。


サッカー、チェルシーFCの話です。



あのチャンピオンズリーグ優勝
の興奮から、わずか3日。
最大のヒーローがチームを去ることに。

eurosport


bbc


CL優勝の立役者の一人、ドログバ選手が退団を発表しました。

「悲しい」としか言えないけれど、
数ヵ月前から本人もそういう気持ちでいたのではないかと思います。
チェルシーFC自体も複数年での契約延長はできない、みたいな論調だったし。


本人も、この5月は「最後のひと踏ん張り」だったのでしょう。

故に、後はもうないということで、鬼神の如く戦った、とすれば、
理解不能な話ではありません。


(私がチェルシーFCと同じように愛情を隠さない、あのビートルズだって、
解散寸前で『アビー・ロード』などという、傑作アルバムを作っている事例もある)



別にチェルシーFCの話だけでなくて、また人間に限る話でもなくて、
万物は必ずいつか去っていきます。
それに抗うことは神とて不可能。


私が、全宇宙の真理だと信じて疑わない、鴨長明『方丈記』の冒頭。


「ゆく川の水は絶えずして、しかももとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人と、栖(すみか)とまたかくのごとし」


ホント、このまんま。

だから、今回も、


「これはこれで仕方ない。残ったメンバーと新たに来るメンバーでさらにエンブレムの星の
数を増やせる(=チャンピオンズリーグ優勝を何度もする)ように、頑張るしかない」

(事実、アブラモビッチオーナーも「優勝ありがとう。でも星はまだ一つだ。もっと欲しい」と
祝勝会の場で言ったのだとか)


ということなのでしょう。
もちろんドログバ選手もそういうつもりで若い選手に後姿を見せてきたと言ってますから、
あとは、彼等が頑張る番です。
(そして、私達サポーターも毎年一生懸命シャツを買って、クラブを支えるだけですw)



チェルシーを去ったあとは、上海のチームに移籍するなんて話も出ていますが、
どこへ行こうとも、彼と彼の家族のご多幸を祈ります。


たくさん、我々にいい思いをさせてくれて有難う!

この夏は、ちょっとゆっくりして欲しいと思います。



追記: 25番だけじゃなく、11番も簡単に着けられない番号になりそうだな・・・。



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