
今も眠いし、いつも眠いのだけれど・・・
ホントに、「いくらでも寝ていていいよ」って言われたらどれだけ嬉しいか。
身体も昔通りには動かなくなりつつあるし、かつ時々は背中も痛い。
そして、世間だってどのみちマトモに動きやしない。
外へ出て、いろんなものを見るのはタメにはなるが、
必ずしも見ていて楽しいものではない。
だったら、寝ていて空想に耽っているほうがマシってこともある。
きっと1966年当時のジョンもそう思ったのではないだろうか。
この歌の一節にこんなのがあります。
Everybody seems to think I'm lazy
I don't mind, I think they're crazy
Running everywhere at such a speed
Till they find there's no need
(世間は俺が怠け者だと思ってるらしい。そんなの知るか、奴等のほうが狂ってる。
そして、奴等は「そんなのは不要だった」と気付くまで、すさまじい勢いで走り回る)
本当にこの通りですよ。
いっぺん立ち止まって考えてみればいい。
何のためにあくせくするのか、って。
きっと人間までもが「経済動物化」してるんじゃない?
私は、それは御免だね。
だって、私があるが故に、経済が必要 (経済<私)。
経済が先になんてありゃしない。
でも、日本の多くの人は、こんな考え方をしているらしい。
「教育費が必要だから、これこれの収入が必要」 (自分のそもそもの生活<金のかかる教育)
「ゆとりのある生活をしたいから、年収600万円以上の男と結婚したい」 (男<ゆとりのある生活)
「経済の停滞を招くから、原発は再稼動すべきだ」 (ありのままの自然<経済活動)
そんなだから、破滅を招くわけだよ。
で、ジョンは続きをどう歌うかというと、
Please don't spoil my day
I'm miles away
And after all
I'm only sleeping
(俺の一日を邪魔しないでくれ。俺はどっか遠くにいる。
とにかく、寝ていたいんだ)
そりゃ、そういう気分になっただろうね。
私ですら、そう思う。
