あ~あ、チェルシー負けた・・・。
サッカーの話、イングランド・プレミアリーグの件です。
2010-11シーズンも終盤戦です。
我がチェルシーFC、只今(現地時間8日16時10分キックオフ)、今シーズンの天王山ともいえる、
マンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)との直接対決に負けてしまいました(大泣)。
この試合の前まで、双方ともに35試合を消化して、
マンU=勝ち点73(首位)、チェルシー=同70(2位)だったのですが。
<第36節(アウェイ):5/8>
マンU 2-1 チェルシー
得点者:エルナンデス(マンU、1分)、ヴィディッチ(マンU、23分)、ランパード(チェルシー、69分)
直接見ていたわけではないので(私はスカパーとかには加入してません)、内容については
BBCのホームページでテキスト速報を追っていただけですから、ハッキリとしたことはわかりません。
ただ、早い時間に失点してしまい、シュート数やボール支配率などでは上回ってはいても、
苦しい展開には違いなかったでしょう。
これで、数字上はまだ確定ではありませんが、優勝はほぼマンUのものになりました。
(次節で彼らは下位チームとの対戦なので、間違いなく1ポイント以上稼ぐはず)
メッチャ悔しい。
今シーズンは無冠です。先シーズンのダブル は何処へ行った???
まあ、いつもいつも勝てるわけではないから、それは百歩譲って由としましょう。
しかし、相変わらずチームの一貫性のなさが気になる。
先シーズンは若手を結構登用していて、ベテランとの融合が上手く行っていました。
よって今シーズンはそれを更に進めて、自然な形で世代交代へとつなげてもらえると思ったのですが、
次々と選手を他所のチームから取ってきて、先シーズン芽が出かけた若手をほぼ全員レンタルで
出してしまうなんて。しかもその代わりに、高額の移籍金を払って取ったきた選手は全然チームに
フィットしないし(特にリバプールから来たフォワードの選手!あえて名前は出さない)。
マトモに戦力になったのは、1月に加入したディフェンダーのルイス選手のみ。
この件に関してはアンチェロッティ監督の保守的思考が大いに影響したように思います。
この点はマンU監督のサー・アレックス・ファーガソン(Sir Alex Ferguson)を見習って欲しい。
まあ、元はといえば、しばらく鳴りを潜めていたオーナーの強権発動が混乱のきっかけだった感じですが。
それさえなければ、とてもいいオーナー なんだけどな~。
その強権発動とは、助監督の突然の解任と、先述のフォワードの選手の獲得。
前者は明らかに11月以降の低調につながったし、後者も選手間の不協和音を生み出しているのでは、
との疑念を呼んでいます。
他所から選手を買える潤沢な資金があるのは、結構なことです。
しかし、やはりチームの半数くらいは自前の選手(=アカデミーで育てた選手)であってほしい。
チームの文化を身体の芯からわかっている選手が多いほうがバックアップに適しているし、世代交代の
際もスムースなはず。だけど、今はそういう選手がレギュラーでは1人しかいない。
しかしながら、監督もオーナーもあんまりそういう意識がないみたいなのが、とても気になります。
今シーズンはマンUの強さに脱帽ですけど(チャンピオンズリーグもマンUに負けたから)、
「来季はリベンジしてやるからな!」って強気にもなれない。
だって、先に書いたようなことがあって、次につながるような戦い方やチーム運営がなされていないように
見えるから。長期政権を築いてもらいたいのだけれど・・・。
ということで、マンUとは勝ち点差以上に差がついているような気分です。
あまり新シーズンへの希望が持ちにくい終わり方となりました。それが何よりも残念で、悔しい(泣)。
でも、来シーズンが始まったら、懲りずに熱烈に応援するんだけどね・・・(笑)。
