
最近、よく市バスに乗ります。
(市バス=京都市交通局のバス。要するに自治体のバスです。日本一累積赤字が大きいかも)
自宅からの最寄りのバス停留所(徒歩2分)ではなくて、10分くらい歩いたところに、別の路線の
始発駅があって、どちらかというとそっちのほうをよく利用します。
始発駅なんですけど、低い山の切れ目にあるので、あんまり通勤の利用者はいません。
観光のお客さん達の乗り継ぎのために利用そのものは結構あるけれど。
なので、私が所用で出かけるような時には、たいていバスはガラガラ。
よって好きなところに座れます。
で、私の好みは、最後尾の席。
理由は、空間が広いこともあるけれど、席を譲らないといけないなあ…という気分に苛まれることが
ほとんどないから。
京都市も70歳以上の方々には市バスの「敬老乗車証」なるものを交付していて、
(でも、無料じゃない。半年で3,000円~の所得に応じた負担金が必要)
大変シニアの方々の利用が多いのだが、彼らは、まず、バスの後方へはやって来ない。
下車するのに長々と歩くのがしんどいからでしょう。
となると、前の方が混雑するし、当然そういうところで、私などがデンと座っていていいワケがないです。
しかし、後ろの方だと空いているし、その後方の席を譲ろうとすると、大抵「いいえ、結構です」
と彼らはおっしゃる。だから、のんびり座っていられます(少々あくどい考え方だな~とは思うけど)。
バスに長々と揺られている時は、うっつらうっつらと居眠りするくらいの気持ちでいないと、
私でも疲れます。京都のバスは、とにかく時間がかかるから。
だって、辺鄙なところばっかり路線を通してるんだから!
といったワケで、指定席は最後尾。
市バス10系統・59系統でいちばん後ろに座ってるアラフォー男がいたら、それは私かもしれません(笑)。
