
私は26歳~ 派!
携帯を初めて持ったのは、2001年ですから、30歳の時か…。超遅いデビューです。
しかも、当時勤めてたロンドンの会社の社長に、
「何かあったときに、直接連絡取れるように、携帯くらい持てよ」
と言われまして、プリペイドのやつを買ったのです。渋々。
当時は、一軒家の一室を間借りして住んでたので、
(ロンドン時代はずうーっとそうだった。何度か部屋を移りはしたが)
大家さんを通すか、共用の受信専用の固定電話を通すしか、私を捕まえる手段はなかったのです。
それが気に食わんかったらしい。
でも、休日に会社から電話されないといけないような仕事の仕方は全くしていなかった ので、
少なくとも「会社⇔私」の間では、緊急の連絡の必要はなかったのです(=絶対に不要と言ってよい)。
だから大家さん経由、共用電話経由でも十分コトは足りたはず。
なのに「持て」と言われて、大いに腹を立てた覚えがあります。
まだ、そういう時代でもあったとも思います。
英国では携帯持っている人自体少なかったし、オフィス勤めの方々でも持ってない人もかなりいた、
と記憶しています。事実、私の友人のフランス人達は、私の倍は稼いでいただろうに、
携帯を持っていなかった!(彼らがそれを持ち出したのはごく最近)
こちら↓は、歴代の所有携帯電話です。

左(初代)がその2001年に買った英国在住時代の携帯。
中央(2代目)が2003年夏に日本に戻った直後より使い出したもの。36ヵ月使用。
右のものが、現行の愛機。現在38ヵ月目。

それぞれを横から見た姿。英国時代のものが、いかにデカイものだったかお分かりいただけると思います。
色は全部黒を選んできています。なんか他の色だと変な感じがするので、いつも黒。
シンプルなのがいいのです。ストラップも電話機を買ったときに一緒に入ってるやつを使ってます。
ちなみに、携帯の会社(ネットワーク)は、
初代=BT Cellnet(現在はO2…オーツー…になってます)
2代目=ツーカー関西
現行=au(ツーカーのサービス停止により、これも仕方なく乗換)
着信音は(リンクの付いているところは、どんなメロディーかをYouTubeでお聴きいただけますので、どうぞ)、
初代=バッハ「主よ、人の望みの喜びよ 」
2代目=ベートーベンのピアノソナタ「悲愴」第2楽章
現行=なし(ずっとマナーモードのため)
私としては、2代目の電話機が好きでした。薄かったし、電話着信とメール・メッセージ録音などで
全て点滅ライトの色が異なっていてわかりやすかったです。
現行機はカメラなどあるけれど、消費電力も大きい気がするし、あんまり。
ただ2代目も現行機もKyoseraの機械です。
しかもツーカーで安く使えてたのに、auがいらんことするから、高い基本料を払う羽目になってる!(怒)
まあ、ここで「何歳」という質問になっているのは、所持年齢の低年齢化が進んでいて、しかもそれが
意図せぬ犯罪に結びついたりすることから、そうなっているのでは、と推測します。
小学生や中学生が携帯電話を「持つ、持たない」は、それぞれの家庭のルールとして、
親御さんと本人達の間で決めるしかないでしょう。
「持つな」と言えば、持ちたくなるのが子供達の気持ちでもあるでしょうし。
私の同年代の知り合いの方も、いつから持たせるべきか、大変苦慮されています。
ただ、それが当人にどういう影響を与えるのか、子供達自身では判断はまず難しいとは思います。
なので、親御さんがどういう説明をされるのか、大変困難が予想されるところですね。
私が子供の頃は、黒電話を回していた時代ですから(それは就職して家を出るまで続いた)、
当たり前ではありますが、「携帯電話の所持・不所持」もしくは「掛かってくる電話そのもの」で
悩まされることがありませんでした。
そのことに大変感謝しています。
余計な気を遣わずに、そして余計な時間を費やさずに済んだと思うからです。
今の子供達は、確かに便利で刺激的な生活をしているのでしょうが、ある意味不幸と言って差し支えないでしょう。
ただでも塾通いなどで忙しい上に、携帯によるコミュニケーションにも煩わせられるのです。
しかもそれを作り出したのは大人。
大人の過剰な経済発展欲求に巻き込まれただけ。
大人の側にその自覚があるのか、よーく問うべきです。
まあ、どなたもわかっててやってると思うのですけれどね…。
英国時代の携帯電話の話から、ずい分それた終わり方になりましたが、今日はここまでに。
