補助人工心臓を装着している自分にとって、停電は大変恐怖です。
最近特に異常気象や地震などで停電が起こることがあるため、4組のバッテリ(17時間×4=68時間=2.8日)ということで、3日停電したらアウトになります。
停電したら近くの病院や消防署などに前もって頼んでおいて充電させて貰うことと言われていますが、わが家から歩いて15分で行ける大きな病院があるのですが、浸水していたりしていたら、重たいバッテリーチャージャーを持って行くことは不可能かと思います。私の住んでいる所の浸水ハザードマップをみたら、1m~3m浸水するそうです。

医療機器(人口呼吸器など)を使用している人に購入費用の助成をしている自治体があるようです。例えば「船橋市」は、令和6年4月より、在宅で人工呼吸器を使用している方等へ非常用電源の購入費用の助成を開始しています。
https://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/kansenshou/003/p125194.html
【※但し、疑似正弦波(短形波、補正正弦波)の製品は助成の対象外です。
医療機器は商用電源を駆動源としており、安定した電源供給である「正弦波」を用いています。このため、精密機器である人工呼吸器は、安定した動作を確保するために必ず「正弦波」出力のものを使用してください。】と記載されています。

 

私の住んでいるところでは、この制度はありません。また補助人工心臓は対象外です。

 

この前の検査入院した時にMEさんにポータブル電源からバッテリーチャージャーで充電しても大丈夫でしょうか?という質問をしてみたところ、「多分大丈夫だけれどもメーカー(Abbott社)は、推奨していません。自己責任で」とのこと。

モバイル電源ユニットで使用するつもりはないので、大丈夫かと自分は考えている。(自己責任)

 

そこで、ポータブル電源を販売している会社で、チャットによる質問が出来たので、いろいろ質問してみました。

 

まず最初に言われたのは、「医療機器の使用はできません(想定していません)」とのこと。

充電しながら使える様になっており、パソコンやサーバーのUPSの代わりにも使用出来るのにVADのバッテリーチャージャーでの充電が出来ないわけがないと自分は考えています。(自己責任)

 

次に貴社のポータブル電源(AC100V)は「正弦波」ですかと聞いてみたら、「正弦波です」と、あたりまえですが回答がきました。今の発電機はみんな正弦波かと思います。

 

そこで、医療用蓄電池(発電機)と貴社の蓄電池は、どこが違うのでしょうかと聞きました。

回答は、「良くわからないですが、弊社の蓄電池は熱や過負荷で電源が落ちる機構がついている事かと思います」とのこと。

 

バッテリーチャージャーで充電中に電源切れても問題ないと思います。どうも納得がいかないですが、普通、補助人工心臓と聞くと命に関わると考えると思うので、問題が起きたとき面倒なので使用してほしくないのかと思います。

と言うことで、悩んだ末、7月14日までのAmazonプライムデーで、3P(2P接地付)コンセントのタイプが40%引きで販売していたので、購入してしまいました。(前、購入したポータブル電源は、2Pコンセントだったので)

Portable Power Station(1056Wh)が40%引きで販売していたので、購入してしまいました。

ソーラーパネル(100W)も半年位前に購入しました。

Portable Power Station(1056Wh)が40%引きで販売していたので、購入してしまいました。Station(512Kh)を持っていたのですが、接地付きではなかったので、悩んでいました。ソーラーパネルも100Wですが、半年位前に購入しました。


でも、やっぱりAbbott社が推奨していないので、一度もポータブル電源からバッテリーチャージャーでVADバッテリーを充電をしていません。本当に災害になって停電が続いたときにしか使わない予定です。

 

P.S.
Abbott社のHEARTMATE3のいろいろな説明書や動画があるページがありましたので、リンクを貼っておきます。
https://www.cardiovascular.abbott/jp/ja/hcp/products/heart-failure/left-ventricular-assist-devices/heartmate-3/about.html

臨床エビデンスの所に「良好な 2年後の生存率が79%」と書いてあったのは少しショックでした。