新古米の「教員採用試験必勝法」 -3ページ目

新古米の「教員採用試験必勝法」

教員採用試験に一発合格したわたくし新古米が必勝法を公開します!

選択肢として最初に挙げられるのは公立を第一志望にするか、あるいは私立にするかです。

このブログでは公立の教員採用試験をメインにしていますが、私立を目指している方もいるでしょう。私立学校について簡単に確認しておきます。

まず私立学校は毎年採用があるわけではありません。欠員が生じた場合のみです。そして採用方法はおおむね次のようなルートがあります。

1)一般公募
2)私学適性試験
3)大学への求人

結論を言えば、3)のルートが大部分なのだと思います。はっきり言って私立学校はブランド志向であり、一流大学出身の教員を揃えたいのが本音です。したがって1)や2)のルートは、学校側からすれば補助的な手段にすぎないのです。

さらに私立学校の教員には悪しき契約制度があります。それは

・専任(正社員)
・常勤(契約社員)
・非常勤(アルバイト)

です。私立学校は民間企業と一緒です。経営が成り立たなくなれば倒産します。そして経費の大部分が人件費です。そこで調整弁となるのが

・常勤講師

なる不安定な身分です。この身分の教員が多い学校は経営状態がブラックなことが多いのです。しかも「○年勤務すれば常勤に」なることを『におわせます』。しかし実際は切り捨てられ、より人件費の安い若手を採用します。

他にも私立学校特有のリスクがあります。もちろん公立にも公務員ならではのしがらみがあるでしょう。重要なのは、そのようなリスクをしっかり認識したうえで職業選択して欲しいということです。
7回に渡って勉強法について書いてきました。いかがでしたでしょうか。

次回とその次は、教員採用試験で受験者を悩ませるふたつの選択肢について考えてみたいと思います。

選択肢1)公立VS私立
選択肢2)一般枠VS社会人枠
勉強法の最終回は模擬授業についてです。

教員採用試験を受験される方の中には塾講師の経験がある人が少なくないかと思います。そこで、塾と学校の違いを切り口にして、模擬授業の対策を考えましょう。キーワードは

・動機づけ

です。すなわち、なんのために勉強するのかを考えることです。これが塾と学校の最大の違いなのです。

塾はある意味単純です。勉強する理由は「学校で勉強するから」。そして勉強の目標は「テストで高得点をとること」。たったこれだけです。

この枠組みを前提とした塾スタイルの模擬授業を教員採用試験で展開しても落ちます。少なくとも高得点にはならないでしょう。なぜなら学校の授業で教師に求められる授業力は異なるのです。学校の授業には

・興味関心を高める工夫

が求められます。なぜその単元を学ぶのか。1時間の授業後に何を理解できているのか。こういった視点が必要不可欠なのです。

さらに、模擬授業は1コマまるまる行うわけではありません。冒頭の10~20分です。すると必然的に「導入→展開→まとめ」のうち、導入部分が評価対象になるのです。