結局、家を建てた人は何でメーカーを決めているのだろうか。
間取り?性能?安心感?デザイン?
正直、超大手ハウスメーカー同士の争いだと、もう差はあまりにも僅かなので、最終的にはある程度盲目にいかないと、判断できない。
積水ハウスとヘーベルハウスで悩んだ人は結構多いのではないだろうか。いや、そんな多くないか?とにかく私は悩みまくっている。
木造も鉄骨もあるので、積水ハウスを検討している人は結構多いだろう。契約した方も断念した方も、みんな口を揃えて「高い」というが、正直ヘーベルハウスと比べたら同じくらいだし、シャーウッドにすればむしろ安い。私は安心を買うためなら価格には目を瞑る方針(もちろんそのことは営業マンには言わないが)なので、そこは選定の比重としては高くない。そこで、比較項目を羅列してみた。
屋根
積水ハウスなら瓦、ヘーベルハウスならフラット屋根。まあとはいえ互いにどちらも選べちゃうんだけどね。当初は日本家屋風の三角屋根こそが家の形だと思ってたけど、フラット屋根は太陽光をたくさん置ける点で有利だし、そもそも屋根裏なんて使うつもり一切ないからフラット屋根でもいい気がしている。
外壁
ベルバーン/ダインとヘーベル板(ALC)。TLMではダインと比較して、吸水性等の面からALCをディスっていたが、乾燥しやすい素材なので、重箱の隅レベルだし、ぶっちゃけ性能に大差はない(と判断した)。積水の外壁は目地がモロに見えるのがはっきり言ってダサいし、年数が経つと更に汚く見えるのはマイナス。
耐震性
まあこれは当然だが、ヘーベルハウス。だが、かなり高いレベルの争いで、積水ハウスの耐震性を否定することはできない。つまり大きな差はない。
断熱気密
断熱性能は標準施工ではヘーベルの方が上だけど、積水ハウスはスーペリア仕様があるから、それを入れれば断然積水。C値は公表されてないけど、どうなんだろうね。どちらの営業マンも「C値は完成して初めて分かる数値」とそこには自信を持って触れてこない。断熱等級6はどちらでも取れる。
価格
どっちも高いけど、シャーウッドだと積水ハウスがちょっと安い。
人間的相性
営業マンのレベルは正直積水ハウスの勝ちだけど、ヘーベルの営業マンもソツがなく、減点項目はない。どちらも信頼できるが、設計士の力量は断然ヘーベルだった。忙しい東京デザインオフィスの設計士を引っ張ってきてくれたポイントは高い。
アフターメンテナンス
どちらも業界最高級。ロングライフ住宅を謳うヘーベルハウスに分があるかと思ったが、これはまあ施主さんのブログを見る限り、どちらも素晴らしい対応力らしい。
メーカー的信頼度
どちらも抜群に高い。積水ハウスのCMに延々と流れてるあの曲。幼少の頃からずっと流れているのだがかなり好きだ。自分の人生がいよいよそれに手を伸ばせる段階に来たと思うとちょっと感動する。ヘーベルハウスのCMの印象は…あまりないね笑
やりとりをしていて感じたのは、積水ハウスは顧客の間口を大きく広げていて、価格バリエーションも割と広範と感じた。その点ヘーベルハウスは鉄骨一択、都市部へのドミナント戦略等、顧客対象を絞っている印象。なんとなくヘーベルハウスを建てられるエリアに生きててラッキー的な思いもあるし、積水ハウスの企業努力も無視できないレベル。
決まらず 最終結論
次回いよいよ最終結論!